【イナイレ】薔薇のように美しく気高い少女は、エイリア学園最強の姫君

13話 ページ15

試合の結果は、2対1で雷門の勝利に終わった
周りは、もうサッカーによる破壊は起こらないと騒いでいる


レーゼ「こんな、バカな………
我々がただの人間ごときに…………」


夏未「地球にはこんな言葉があるわ
………【三度目の正直】」


レーゼ「クッ………」



『(レーゼ、だいぶ悔しそうね…
ジェミニストームのみんなも……)』


円堂「監督！俺達、勝ちました！
ありがとうございます！」


瞳子「……おめでとう」


レーゼ「……お前達は知らないのだ
本当のエイリア学園の恐ろしさを……」


『(そろそろかしら……)』


レーゼ「我々はセカンドランクにすぎない……
我々の力など、イプシロンに比べれば………」



その時、周囲に黒い霧がただよい始めた


？「無様だぞ！レーゼ！」


円堂「なっ、なんだ！？」


レーゼ「デ、デザーム様………」


デザーム「レーゼ達よ、お前はただ敗北したのではない
偉大なるエイリアの姫【リゼル様】の前で負けたのだ
それ相応の覚悟はできているな？」


円堂「偉大なる姫リゼルって……
一体、なんのことだ？」


すると、デザームが私のいる雷門側のベンチの方を向きひざまずいた


デザーム「姫様、お迎えに上がりました
参りましょう。みな、あなたの帰りを待ちわびております
そこは、あなたのいるべき場所ではありません」


デザームがそう言うと、周りは混乱した


私はベンチを立ち、一歩ずつ雷門から離れていった


円堂「姫神？どうしたんだ？」


『(やっと帰れるのね……)
デザーム、迎えにくるのが遅いわよ
待ちくたびれちゃったわ』


「「「「！？！？！？！？」」」」


円堂「デザーム？迎え？
どうゆうことなんだ姫神？！」


『これだけの条件揃っててまだわからないの？円堂君………
いいわ、教えてあげる
デザーム、例のものを………』

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