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食後のデザートはレディーボー◯ンアイスをスプーンで食べたいだけ掬ってみんなでシェアした。最初の頃こそ個別のアイスを大量買いしてストックしていた礼王なのだが、最近はこのやり方が効率よく年少組3人を満足させることができると気付いたようだ。
「明日も今日と同じ？場所と時間」
「9時にスタジオ入り」
「みんな一日リハだよね？昼あそこいこーぜ、ハンバーガーの」
「俺舞台の稽古あるよー。15時にはスタジオ出る。てかミヅキも取材の仕事入ってなかった？」
「うん。途中で抜ける」
「みづ１人で何の取材？」
「雑誌。……“紅一点愛されの秘訣”？だって」
「よく受けたなそんな仕事」
「変なこと書かなそうだったから受けたんだって。写真の感じ可愛かったから私もOKしちゃった」
「愛してるの俺らなのに一緒に行かなくていーの？」
「いんじゃない。みんなで来たら騒がしくなっちゃうし」
「マジレス。突っ込んでやれよ」
「え、ソウタくんボケてたの？」
全然気付かなかった…とスプーンを咥えながら壮大を見やるA。ボケたつもりはなかったが、マジレスされてすっかり恥ずかしくなった壮大は、変に煽った真人をジト目で見て「ボケではない」と否定した。
「てかデビュー前から単独取材入るの普通にヤバくね」
「どうゆうやばい？いい意味？」
「いい意味。オレらのミヅキが注目度爆上がりなわけでしょ」
「……“オレらのミヅキ”だって。レオくんが言うと嫌味がないよね」
「俺を見るな。わかった俺はもうお前を愛さない」
「ひどい悲しいつらい寂しい」
「ごめん」
「よーわっ！」
シュン…とするAに一瞬で手のひら返しをする壮大。あまりのチョロさに真人は笑い声を上げた。
＊
「………やばい」
デザートも食べ終わって動く気にもなれず、舜斗と真人の背もたれになりながら自分もソファーに全体重を預けてTVを眺めていたAは、手元で震えたスマホの通知を見て声を上げた。
『夜更かししちゃダメだよ』
一言そう浮かび上がった、我らがBMSGの社長の言葉。えっ、どこからか見てる…？とAはサッと血の気がひくような不気味さを感じて、そのままの画面を舜斗の視界に入れた。
「……やべ、帰ろう」
「うん。リュウヘイ、帰るよ」
「ええー……」
「日高さんが勘づいてるから」
そう言ってサッと立ち上がったAに、ほとんど寝落ちしかけてもたれていた真人の身体が大きく揺らぐ。「……なにすんの？」寝ぼけて呟いた真人は、3人が帰ろうとしていることにまだ気付いていない。
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白(プロフ) - ゆきさん» わーっ、嬉しい🥰 特別な立ち位置にいるシュントくんがこれからどんな活躍をするのか…他のメンバーがどのように食い込んでくるのか、楽しみにしていただければと思います。 (2023年4月7日 23時) (
レス) id: 2167f4606f (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 珠菜さん» まとめて更新するとなかなか早いですね笑 今後はどんどん不定期になっていきそうな予感です…次回もお楽しみに！ (2023年4月7日 23時) (レス) id: 2167f4606f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 新しく更新してもらえるたびに、テンション上がってしまいます！！更新チェックが最近の毎日の日課にっています(笑)今回のシーズンは改めてシュントの関係が今まで以上に主人公にとって大きいものだなぁと感じてドキドキもしてます (2023年4月7日 12時) (レス) @page50 id: f1ac1c79d7 (このIDを非表示/違反報告)
珠菜(プロフ) - もう続編なんですね！！早い！！リルティングの方とはまた違った楽しみができて嬉しいです🥰次も楽しみにしてます！！ (2023年4月6日 19時) (レス) @page49 id: 93515d92f9 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - そうまなさん» ありがとうございます！時期的にはまーぜるくん達はまだまだ先になりますが…いずれ😳 リルティングアワーのほうが先に登場するかもです(小声) (2023年4月6日 18時) (レス) id: 2167f4606f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2023年3月21日 18時
