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現地に到着してすぐに衣装合わせとヘアメイクが始まった。予定のリハーサル開始まで残り1時間とあって、辺りはかなり慌ただしい。
「ヘアメイクどんなのにします？」
「……あんまり考えてなくて」
「結ぶにも微妙な長さだもんね。ちょっとウェーブ感出してみたら可愛いかなと思いますよ」
「そしたらそれで」
オーディションやその後のプロモーションで事務所が委託しているいつものヘアメイクスタジオではない、フェス側が委託したスタッフさんのため、勝手に緊張してしまう。
両サイドのマナトくんとリョウキくんは、私の担当さんが髪の毛にコテを通し始めてもまだオーダーを続けていた。
「ミヅキもポニーにするのかと思ってた」
「マナトくんと被っちゃうよ」
「いーじゃん双子みたいで。なあマナト？」
「んー、ふふっ」
こっから取ってもらって、ここはちょっと巻く感じで……とオーダー続けていたマナトくんが、リョウキくんの声で含み笑いを漏らす。
「まだ俺の方が長い」
「そうだね。でも私ちょっと伸びるの早いらしいよ」
「どこ情報？」
「クラスメイト」
冗談みたいに言えば、なんじゃそりゃと笑うリョウキくん。でもマナトくんはすごく真剣な顔で「じゃあもうすぐ俺のこと追い抜くのか……」と呟いた。
「ミヅキが女の子に戻っちゃう」
「……ジュノンくん、なんか言った？」
「ミヅキが女の子に戻っちゃう」
「2回言わなくてもいいから！そういうの！」
マナトくんに半分背を向けるように座っていたジュノンくんが、「聞いたのお前じゃん」と鏡越しににやりと笑った。髪の毛短くても、ずっと女の子なんですけど！
「ショートの方が好きだよ」
「ふぅんありがとう！」
「……心こもってな」
わざわざ振り返っていうジュノンくんに、皮肉めいたものを感じつつ “好き”と言われて単純に照れた気持ちを隠すように、こちらも投げやりになってしまった。
心こもってないのはどっちだし。
「おはようおはよう！」
と、そこにいつもの明るい声が響く。
(日高さん……！)
「おはようございますっ」
先に衣装を当てに行っていたレオくんと共に、メイクブースに入ってきた日高さん。鏡越しにこちらを見る彼と目が合って、ニコリと笑った。
「ついにこの日が来たね、みんな」
日高さんのその言葉に、ただ、“初めて大きなステージに立つ日が来たね”という事以外の意味を受け取り緊張が走る。
そう。今日は、私達BE:FIRSTにとっては節目となる日なのだ。
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白(プロフ) - ゆきさん» わーっ、嬉しい🥰 特別な立ち位置にいるシュントくんがこれからどんな活躍をするのか…他のメンバーがどのように食い込んでくるのか、楽しみにしていただければと思います。 (2023年4月7日 23時) (
レス) id: 2167f4606f (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 珠菜さん» まとめて更新するとなかなか早いですね笑 今後はどんどん不定期になっていきそうな予感です…次回もお楽しみに！ (2023年4月7日 23時) (レス) id: 2167f4606f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 新しく更新してもらえるたびに、テンション上がってしまいます！！更新チェックが最近の毎日の日課にっています(笑)今回のシーズンは改めてシュントの関係が今まで以上に主人公にとって大きいものだなぁと感じてドキドキもしてます (2023年4月7日 12時) (レス) @page50 id: f1ac1c79d7 (このIDを非表示/違反報告)
珠菜(プロフ) - もう続編なんですね！！早い！！リルティングの方とはまた違った楽しみができて嬉しいです🥰次も楽しみにしてます！！ (2023年4月6日 19時) (レス) @page49 id: 93515d92f9 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - そうまなさん» ありがとうございます！時期的にはまーぜるくん達はまだまだ先になりますが…いずれ😳 リルティングアワーのほうが先に登場するかもです(小声) (2023年4月6日 18時) (レス) id: 2167f4606f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2023年3月21日 18時
