3 ページ4
再度状況整理。
きっと家なしになるであろう生活でスマホの充電どうするか問題。
そんなこと？って思うかもしれないけどJKには最重要事項と言っても過言では無い…
ここに来る前は抱えてたはずなのに何故か隣にある通学リュックを漁ってみるが都合よく家にあるモバイルバッテリーが入ってたりはしなかった。
入ってても持たねぇけどな。
でも私は気づいた。
…スマホの充電、減ってない。
どころか少なくとも半分は減っていたはずの充電が100％になってる…
｢…ご都合主義？｣
…まぁ便利ならいっか。(考えることをやめた。)
某マップとか使えんのかな。使えたらめっちゃ便利。
てかこの世界ってスマホとかの概念あんの？
勝手にちょっと未来的なイメージあったんだけどキュウレンジャー。
疑問は尽きないが答えてくれる人もいないし…
物は試し。マップ起動！！
…出てくんのかい！！！
しかもわざわざ惑星名まで出てくるらしい。ほかの惑星でも地図見れるってことなの？
左上に『チキュウ』とか見た事ねーよ。
でもひとまずチキュウで良かった。移動手段がない私にチキュウにいる兄弟助けろとか鬼畜だもんね。宇宙生身で飛べってか。
“ジャークマター”って検索したらしっかり出てきたしインターネットも使えるっぽい。
…若干チートだな？さては。
あとから料金請求されるとかあるかな
場所も分かった事だし移動しようと思うんだけど、
そう、お忘れかもしれないがここはコンテナの上。普通に生きてきた女子高生が生きるには少々ハード。
ミッションどころかここと終わるんか…リュック邪魔だし…
とまぁ色々考えたけど降りないとどうしようもないもんね。
リュック落として私も落ちる！！
…結構思い切りいいよねってよく言われる。
無事着地。多少身体能力も特撮仕様か？
…教科書捨てちゃお。持って帰ってた私偉すぎ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りりは | 作成日時：2023年1月24日 9時
