Prolog ページ1
私はAA。普通に読める漢字で書く普通の名前。しがない女子高生である。
身長158cm体重48kg。
魚座のAB型、特技ピアノ(尚実力は普通、弾けるだけである)、趣味睡眠。
好きな食べ物は鮭、嫌いな食べ物は特になし、甘いものも辛いものもいける口。
100メートル走9秒台握力は20、小学校の時水泳も習ってた。
家族構成は父、母、私の一人っ子。
それなりに愛情を受けて育ってきた。
部活は写真部。理由は週1回だから。大会がないのもポイントが高かった。
人並みに推しがいて人並みに恋もした。
初恋は幼稚園の同級生、名前は忘れた。
友達も人並みにいるし、特に困ったことは無い。
それから容姿も普通だ。多少茶色強めではあるが、違和感は無いセミロング。
日本人として普通くらいの目の色。
中の下から良くて中の上だろう。
中学生の時漁りまくっていた夢小説の主人公(自分の容姿に無自覚とか)とか少女漫画の主人公(地味子であろうと可愛いとか)とか、そんな感じはない。自分の容姿は客観的に見て普通だと自覚している。別にいい。無難だから。
ここまで言って分かるだろうが私は普通だ。ごくごく普通の生活を全うしてきた。
生まれてこの方16年、勉強も運動も友人関係も趣味も、無難に、平均的に頑張ってきた。
つらつらとつまらない自己紹介を並べているが、要はこう言いたいのだ。
何故こんな普通を具現化したような私がこんな目にあっているのか、と。
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作者名:りりは | 作成日時:2023年1月24日 9時