【鬼滅の刃】希望転生したら胡蝶家の妹で悪女でした

たんじろーかまぼこ隊1 炭治郎side ページ10

炭治郎side

『あの…竈門さん…』


｢っ…！？なんだ？｣


『……今までの事、謝っても謝りきれませんが…本当にごめんなさい！！禰豆子さんにも会わせて下さい…謝りたいんです。あの時のこと…』


炭治郎｢俺達の前から消えろって言っただろ…！禰豆子には会わせられない。何なんだいきなり！｣


ここまで青筋を浮かべた事はあっただろうか。
何でいきなり謝ってくるんだ…なんでこんな悲しい匂いさせてるんだよ…

悲しい 後悔 罪悪感 恐怖 苦しい…

負の感情の匂いが全て合わさってきて…こっちの方が辛くなるじゃないか…！！
俺だって許してやりたい。
だけど、、家族に手を出した。俺の周りにいる仲間にも手を出した。そこは許せない。






『っ…ごめん…なさい……』




炭治郎｢なんなんだよ…悲しい匂いさせるなって……遅いんだよ……｣

もう、遅いんだよ……でも…


『何回でも…何百回でも…貴方に謝り続けます…大切な、大切な家族を傷つけてしまい申し訳ありません…』



この気持ちに嘘が無いのなら…



『過去を言い訳にして誰彼構わず、腹いせで傷つけてしまいました……ごめんなさい…ごめんなさい…』

炭治郎｢………｣


もう一度…信じてもいいのだろうか…

最初の時の様に…


善逸｢おーい！たんじろ…う…？
っ！！おい！お前何で！！！｣

『我妻さんも…今までの御無礼をお許し下さい…ごめんなさい……』



善逸｢っ！？誰…この人…こんな奴…なんでお前からも泣きそうな程優しい音がすんだよっ！！｣



伊之助｢おい！俺と勝負しろっ！権八郎！はっ！？なんでこんな奴がいんだよ！！！！｣

『嘴平さんもごめんなさい…謝っても謝りきれません……』

｢｢｢…｣｣｣

信じよう…もうきっとあんな事はしないと…

炭治郎｢分かった。禰豆子に会わせてやる。でも何かしたらもう絶対に許さない｣

『っ！あ、ありがとうございます！！』

善逸｢いいのかよ…こんな奴に…｣

炭治郎｢いいんだ…大丈夫だ…信じる…｣


今までの事を全て流せるほど俺の心は広くない…
他の隊士への嫌がらせも全てが周知の事実。

でも、前とは違う

そういえば、自決行為をしたって聞いたな…

気にもとめなかったが…過去に、辛い何かがあったのだろうか。

姉妹で仲が悪いのも見た時からだった。
そういえば、その前を何も知らない。

カナヲは何か知っているだろうか？



ーーー

文字数足りないので分けます！

たんじろーかまぼこ隊2 炭治郎side→←たんじろーかまぼこ隊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す