お話2 ページ44
しのぶside
『作れる筈がない…成功なんて以ての外…!』
作れてしまえば、鬼なんて存在が増える。
脅威になり得る…
遊び半分で使ったなんて思えない。
そんな物……
「琉那は成功した…が、捨てられた。流里に知られたら…としか思う他無かったのだろう。
それから、何年も経って両親の寿命が来ていた。きっと、何かの病気だったんだろう。それで薬を飲んだら…失敗してこの世とおさらば。」
『失敗…何故、琉那は成功したのでしょうか…』
「知らない、どういう状態で飲まされたのか、年齢すら分からないまま。でもある一定の年齢になると老けないし、成長もしないまま、その状態で生きられると聞いた。」
『もしかして…ある一定の年齢、それを過ぎたら薬はただの死の薬 物になり得る…と?』
「多分…。」
だとしたら……その不死身の薬は条件さえ、整えば…とても恐ろしい…
『何故、鬼になり殺せたのでしょうか…』
「知らなーい!不死身の薬が切れてきていた…とか、鬼として生きたら鬼としての弱点は現れるとか…そういうのじゃない?」
『うーん…』
切れていたというのだったら確かに頷けます…
そして、弱点が現れる…となれば何故鬼になったのか…。
「鬼になったのは、死にたい…と嘆いたからだってさ。」
『へっ?誰から聞いたのですか…?』
「(あっ…やべ。)」
「本人から!!そう、本人から聞いただけ。」
『そう…ですか…』
怪しいです…
嘘ついてる時、人は目を合わせない。
まぁ、今後聞けるでしょう…
「これだけ…かなぁ。何か質問は?」
『ない…と思います。』
「何かあったら、文で。」
『はい…最後に…謝らせて下さい…』
「なんで?」
『何でって……え、と…す、すみませんでした…。』
「だから、何で?って」
『私が貴方に酷いことを沢山言いました。今更…姉妹に戻りましょう。なんて言わないです。ただ、謝らせて下さい…』
「胡蝶さんとの関係は知り合いなだけですよ。 姉妹?では無いです。ごめんなさい、では失礼します。また、文にて日を改めてお話しましょう。」
と言って、Aは去ってしまった…
何あの態度…!と憤怒してしまう気持ちを抑え、結局は私が何もかも酷いことをしたのだから…だから、もっと反省しなきゃ…
そう思い、また謝ろう…。
日を改めて…何を言われるか分からない。
でも、それでも……!!
74人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢光(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます!気に入って頂けてとっっっても嬉しいです…!こちらこそありがとうございます!! (2020年6月20日 9時) (レス) id: ea09a85255 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 話の内容がすごく好み…素敵な作品ありがとうございます!! (2020年6月18日 17時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
夢光(プロフ) - 寧夏さん» コメントありがとうございます!出来る限り全て見直して訂正してきました!弐もこの後やらせて頂きますね! (2020年3月27日 0時) (レス) id: ea09a85255 (このIDを非表示/違反報告)
寧夏(プロフ) - んっ何度もすみません(コソコソォ)初任務2の、小説は31ページ目にまた誤字がありました、、、恐らく、作者様の仰っているないぞうは内蔵ではなく内臓だと思われます、、、訂正可能でしたら訂正していただきたいです(コソコソォ)何度もすみません、、、 (2020年3月26日 22時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
寧夏(プロフ) - 他にも型を形と書いてあったりするので確認して、訂正可能でしたら訂正していただければ嬉しいです。大好きです← (2020年3月26日 22時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢光 | 作成日時:2020年3月4日 5時