【鬼滅の刃】希望転生したら胡蝶家の妹で悪女でした

最終選別(6日目) ページ27

貴方side

鬼｢っ…！？何だこの攻撃はっ！！｣

『よく見てみなさい？』

鬼｢！？傷が…消えない…！？｣


只の不意打ち程度に過ぎないが…とりあえず、この攻撃で様子見をする。
童磨に使った時は2秒程かかってやっと傷が消えた…が…こいつの場合は？


鬼｢何故消えないっ！？｣


約10秒は経った…中々消えないみたいね…！


『ありがとう、実験台になってくれて！』


鬼｢何！？うおおおお！！！血鬼術 月影！！｣

すると、月の様な物が沢山出てきては影に消えて見えない物が此方に攻撃してくる…
地面を引き裂く程の威力…。


『っ…波の呼吸 壱ノ型 波時雨！』

交わしながら手と足を切っていく…それでも怒りのせいか直ぐに生えてくる。




これは、一旦落ち着かせるしかないっ！！

『波の呼吸 陸ノ型 風波之民』


鬼｢っ！？何だこれ！波…？綺麗…だ…｣


ｺﾞﾄｯ


鬼｢！！頸を切られた！？こんな奴に！！｣


この陸ノ型は相手に静かな波が見える様になる。
それに気を取られてるうちに頸を取る！

成功だっ！！！


『またね。鬼さん…来世は笑顔で笑える人生であります様に…』


鬼｢…ｳｯ…兄さん…殺して…ごめ…n…｣


きっとあの鬼も辛い過去があったのだろう。

…長く無惨と居すぎて感覚が狂っているような気もする。
でも、それでも…うん。好きになってしまった事に変わりは無い…


人間の方が残酷だ…と思ってしまうのも…きっと、、色んな過去があったから…自分の中でも。

…嫌な人が居たら直ぐに中身を見ずに切り捨てる。きっと私がこのまま鬼殺隊に戻ったらお前強くなったなって、最初こそ恨まれそうだが…手の平返ししてくるんだろうな。


怖いな…流石に怖い…


なのに、あの時「戻ってくる」と言ってしまった。

言わなければ、今頃…鬼になって毎日無惨とお話してたのかな。
っ…！駄目だ！！選別に集中しよう！！

って言っても、異能の鬼倒しちゃったから他の鬼は飢餓状態にも関わらず襲ってこないんだよなぁ。

こっちから行くか(黒笑)


ーーー

それから、7日目も終わって…

藤襲山に居た鬼は全部殺したﾃﾍｯ


合格の人は、あの時異能の鬼から助けた人も合わせて…

３人。

私も入れて4人。


少ないな。。と空を眺めていたら、

｢無事だったんですね…！良かったです…｣

『あ、君は。君も無事で良かったよ』

｢ありがとうございました！僕は倉田です｣

『いーえ！Aです、よろしくね』

｢よろしくお願いします！｣

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