検索窓
今日:78 hit、昨日:43 hit、合計:222,469 hit

73 爆弾 ページ37




首を締められて意識が朦朧としている中で、
サイレンの音が聞こえた。まるで一筋の光。

おかげで耐えられた。
諦めていたら絶望の末、死んでいたかもしれない。

陣「このバカモン!!!!!!!!!」

陣馬さんに助けられ、
陣馬さんの運転する401号車の助手席に乗せられた。

陣「どれだけ心配かければいいんだ!!!
  ったく、単独行動厳禁は基本だろうが!!!!」

貴「…ごめんなさい」

…流石に反省している。
逆に迷惑をかけてしまった。元も子もない。

こんなのただの、足手まといじゃないか。

陣「俺以外の奴らにも、しっかり怒られて来い!!」

そう言いUターンする404号車。

捕まえた成川を乗せて、護送する命令が出たらしい。

陣「お前は404号車に移って休め。
  成川は九重と俺が送る。」

言われた通り、404号車の後ろに積んである
ソファに横になることにした。

正直身体がきつい。

伊「Aちゃん!!!」

志「お前、後で説教だからな。…覚えとけよ。」

貴「ひっ」

…まぁ、仕方ないか。

なんて思い、404の2人より先に車に乗って
ぐったりしていると、突然車が動き始めた。

貴「…?」

どうやら、前を飛ぶドローンを追っているようだ。

伊「前の機捜車!!危ない!!!!!」

そんな伊吹さんの声も叶わず、機捜車は爆発。

貴「…!?」

車から転がり出てきたのは、エトリ。

志摩さん伊吹さんに続いて、私も404号車から出た。

3人で、ただただ嘆くことしか出来なかった。

貴「…どうしてこんなことを…。」

74 真犯人の存在→←72 間に合え ( 志摩side )



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (123 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
587人がお気に入り
設定タグ:九重世人 , MIU404 , アンナチュラル   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さみょん | 作成日時:2020年9月29日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。