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おまけ 心配志摩さん2 ページ22




( 志摩side )

志「で、何系?恋愛?」貴「ゴフッ」

むせた。当たりだな。

志「…それならなおさら、
  男の意見は役に立つんじゃねーの?
  …お前1人で考え込んでも、解決しねーよ。」

来い、引っかかれ。

完っ全に誘導尋問だな。
仕事終わってまで何やってんだか。

まぁ、楽しいから全然良いんだけど。

貴「…と、友達の話ですよ??
  友達の、話なんですけど…、」

志「ほぉ?笑」

コイツ、チョッロいな!笑
こんなんで、ほんとに刑事つとまってんのか?笑

貴「付き合ってないのにその…キス、しようとする
  男の人には、どういう意図があるんでしょうか…」

志「は!?お前キスされたの!?」

貴「されてません、されてません結局!
  されそうになっただけだって、
  友達が!言ってました!友達がですよ!?」

いやぁ、でも九重そんなことしたのかぁ〜

あいつ、興味なさそうなフリして、イケメンかよ。(イケメンだった)

貴「…男の人の考えって、わかんないです。
  突拍子ないし、いきなりすぎるんですよほんと」

伊吹さんとの初対面ほんとビックリしたなぁ

なんて、懐かしいことを言っている。

いや、あいつは特例だろ。

志「んー、その子のこと好きだから?
  …あ、身体目当てって可能性も」

貴「え"っっ」

2つ目の選択肢を示すと、
変な生き物でも見たかのような表情に変わった。

いつも期待以上のリアクションをしてくれるから、
本当にAは、からかい甲斐があって楽しい。

貴「そ、その可能性は考えてませんでした…」

志「どっちだと思う?」

貴「んー、どっちも違うような気が…」

志「…見分け方、知りたい?」

貴「お、…おねがい、します…」

志「ソイツが、その子が本当に困ってる時
  助けに来てくれたり、側に居てくれるなら
  2番目の可能性は無しだな。」

貴「…それは仕事だから、では」

志「バーーカ、そんなの適当にやり過ごすさ。
  好きな女じゃなかったらな。」

志「あともう1つ。その、" 友達 "とかいう人は
  その男のことどう思ってるの?」

貴「んん、今回ので分かんなくなっちゃった
  みたいで…。もしかしたら
  前からもう…好きだった…の、かも…、?」

あ〜〜〜もどかしいなぁぁあもう!

なんだよお前ら!!!可愛すぎかよ!!
とっとと付き合えよ、もう!!!!!

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設定タグ:九重世人 , MIU404 , アンナチュラル   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:さみょん | 作成日時:2020年9月29日 8時

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