飴色の貴方と苦い恋（茶） (ページ18)

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虫眼鏡side

虫｢、、、、、、、、、はあ？！｣

何を言っとるだりょうくんはと思わざるを得なかった

虫｢僕は彼女のことが好きだったしそんな訳、｣

ない、のか？

いつも近くにいてくれたAちゃんと話さなくなって１ヶ月。どこか心に空虚があった。

キャンプの時も美桜よりAちゃんの事が気になってしまいついつい世話を焼いてしまった

て｢虫さん、俺もそう思ってたよ。｣

てつやまで？

て｢Aを見る時の目とか行動とか見てたらわかるよ、友達、だもん｣

ああ、そういうことなのか

この１ヶ月もちろん美桜と別れたことは大きかったけれど、

1番頭に顔が浮かんできたのは━━━━━━━━━━

虫｢てつや、Aちゃん今どこにいる？｣

て｢そう来なくっちゃ！ガ〇トに呼び出し済み｣

り｢早く迎えに行ってあげてよ｣

てつやはそういうと僕に原付の鍵を投げてきた

虫｢借りができちゃったな｣

虫｢二人ともありがとう行ってくる！｣

急いでてつやの原付に跨り発進する

早く早くと心が焦る

──────愛しいあの子の元へと。