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明けましておめでとう御座います。本年もよろしくお願い致します。

ーーー
 太宰 「それくらい、ですかね。」

一通り話し終えると周りからため息が聞こえた。

中也 「気付けよ。それ十中八九徳冨だ。」

 鴎外 「A君の危機の発端は私かい?」

 芥川 「徳冨蘆花。僕が八つ裂きにしてやろう。」

 太宰 「芥川君、徳富蘆花を八つ裂きにするのは私だよ?」

 芥川 「……。すみません。」

分かってくれてよろしい。

 紅葉 「なんじゃ。本来の目的は太宰ではないのか。」

「「「「え!?」」」」

姐さんの爆弾発言に騒然とする。

 広津 「失礼乍ら私が申させて頂きますと、太宰殿の命を狙うなら太宰殿お一人の方が宜しいかと。」

広津さんが姐さんの意見を継ぎ、又姐さんが説明した。

 紅葉 「じゃが徳冨はAを拐い、太宰が増援を呼べる此の状態にした。ならば太宰に興味はなく、Aにしか興味はないと云いたいのじゃろう。」

急に電話が鳴った。私の携帯でも、誰の携帯でもない。子機電話だ。

 [あー。聞こえてる?僕の名前は徳冨蘆花。面白いくらいに覚えておいて貰えると助かる。
で、本題なんだけど、君達ポートマフィアの姫君は僕が拐った。いやあ、君達は無用心だねえ。僕ふっつうに家入れたよ。……。嗚呼、でももう君達には興味はない。薄々感づいている人もいるだろうけど、僕は太宰治に全くと言っていいほど興味はない。僕はただ、Aと一緒にこの先一生を過ごしたいだけなんだ。でも、Aは凄いツンデレでね、僕と一緒にいたいはずなのに毎回逃げようとするんだ。そこがとても面白いくらいに可愛いんだ。
で、今回電話をした理由は2つ。1つは、我々ホトトギスに夜の支配権を譲ること。そしてもう1つ。こっちの方が重要だね。僕とAに手を出さない、関わらないこと。あ、僕はAと一緒に暮らすためならばAが逃げようとしても殺して一生僕と一緒に暮らすんだっ。
君達が手を下す前に僕がAを殺しちゃってるかも。アハッ。君たちの絶望した顔が面白いくらいに目の前に浮かんでくるよ。アハハハハハッッ!!
最後に。太宰治、君に伝言だ。Aがこう云ってたよ。「お兄ちゃんなんて大っ嫌い。だからもう、助けに来ないで。」だってさ。可哀想な僕のお兄さんっ。アハハ、じゃあね。」


電話は切れた。録音の様で、私たちは静かに話を聞いている他方法がなかった。

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「 」 - お判りいただけてうれしいです。そうなんです、ところどころに歌詞が入っていたり、歌詞に似た言葉が入っていたり...。暇があったなら探してみるのもいいかもしれません。 (2019年12月11日 15時) (レス) id: 43b82fbd6e (このIDを非表示/違反報告)
しり - 誰かの心臓になれたなら、ですよね!歌詞が入ってます! (2019年12月11日 1時) (レス) id: b21ae34836 (このIDを非表示/違反報告)
「 」 - まゆさん» コメントをいただき、ありがとうございます。時間があまり無いので、更新が遅いですが、出来る限り頑張っていきます。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: d2a4aee116 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年9月27日 13時) (レス) id: b085d94187 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年8月14日 12時

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