JMside ページ9
森の中は空気がひんやりしていて黙って座っているとちょっと寒いくらい。
気休めだけど隣に座って背中をさすってやる。
なんか熱い…？
「テヒョナもしかして熱ある？」
きついのか何も言わない。
首に触れてみるとやっぱりちょっと熱い。
とりあえず気持ち悪いのがどうにかならないと話せないか。
TH「…ヒョンたちに言わないで」
「朝から具合悪かったの？」
何も言わずただ頷いた。
こんなに具合悪い友達を怒る気になれなくて熱をもった頭を撫でる。
TH「…内緒にして」
ホントはすぐに言った方が良いと思うけど…。
でもここで言って撮影ができなくなっても責任感じちゃうだろうし。
自分も昔同じお願いをテヒョンにしたことあるし。
「…うん。けど無理しないでよ。」
何度も頷く。
メンバーみんなそうだけど無理しすぎる癖があるから。
「けど遅くなった理由は聞かれると思うから車酔いで休んでたことは聞かれたら言おう？」
テヒョンは頷いた後、水を開けて一口飲む。
TH「もういけそう…。」
まだ気だるそうだけどずっとここにいるわけにいかないし出発する。
体はちょっと前かがみになっていてまだ完全に良くはなっていないんだなってわかる。
僕の1歩後ろを歩くテヒョンの左手を取って早くなり過ぎない程度に少し引っ張ってやる。
ただでさえ傾斜があって大変なのに体に力が入らないときつそうだな。
「休みたい時言ってね。まだ時間いっぱいあるって言ってたから。」
TH「…うん。」
やっと撮影現場の近くまで来た。
結局休まずここまで来れた。
RM「来た来た！遅かったな」
「テヒョンが車に酔ってしまって、ゆっくり来ました」
ヒョンたちはタープの下で休んでいた。
僕たちも椅子に座って機材の準備が整うのを待つ。
RM「おぉ大丈夫か？」
ナムジュニヒョンは急に心配な顔つきになってテヒョンの顔を覗き込んだ。
テヒョンは頷いて椅子に座った。
まだ気持ち悪さがあるみたいで目を閉じて椅子に座っている。
こればっかりはどうにもしてやれなくてただ隣にいることしかできない。
しばらくするとちょっと良くなったって、ぼーっと外を見てる。
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結良 - ituさん» ituさんお久しぶりです。作品を見つけてくださって、また読んでくださってありがとうございます！私の方こそ感激です！更新頑張りますのでぜひ最後まで読んでください^ ^ (2022年6月20日 22時) (
レス) id: 470a4528dc (このIDを非表示/違反報告)
itu - また更新してくださるなんて、感激です！！ふとこの作品の事を思い出し、作者様の名前を検索したら・・・！！びっくりでしたし、安定の面白さ、、最高です。 (2022年6月20日 0時) (レス) id: 97b0a02427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結良 | 作成日時：2022年5月29日 16時
