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4話 ページ6

『真面目に夜が明けてきたよ…朝日じゃん…』



ノートン「こう言う時じゃなければ朝日を見ようなんて思いもしないんだけどね」



『コラボじゃなかったら何だと思います?』



ノートン「バグ」



『ああ…有り得てしまうのが困りもの…』





朝日が昇り始めまた現実逃避をし始めると、近くから断末魔の様な叫びが聞こえてくる。何事かと思い振り返ると、そこには忘れていたが異形のもの。

異形のものは朝日に焼かれる様に身体が焼け焦げていき、最後には灰となって消えてしまった。





『…きゅ、吸血鬼?』



ノートン「それ創作上の空想であって事実ではないから」



『知ってますけどそうじゃなければ何??朝日を浴びて灰になった…ん、ですよね?』



ノートン「…まあ、見た所そうだけど」



『でしょう!?何ほんと何!?何だったのあれ!?』





知らないよ、そんなの。キャンベルさんからのそんな答えが来ると思っていた。





「あれは、鬼」





が、予想に反し…聞こえて来たのは、そんな凛とした声だった。先程とはまた違う方に振り返ると、そこには一人の男性と一人の少女が居た。

男性の方は黒い…なんて言うのだろうか、あの服。学生服?の様なものを着ていて、少女は着物を着ている。美智子さんもあんな感じの格好していたっけな…可愛らしい着物だし、顔立ちも可愛らしいな。



とは言え気配を消して近付いてくるとは何とも驚きだ、自分もキャンベルさんも人の気配には敏感なのに。…いやそうでもないのか、普段は心音がするから近くに居るのが分かるだけ…





「あれをよく退治したな」



『…いや何か木に括り付けてたら勝手に死んだだけ…』



「鬼は太陽の光を浴びると死ぬ、他に鬼殺の方法を持たないのならその方法が一番手っ取り早い。…知らずにやったのか」



ノートン「殺されない為に動きを止めただけみたいだよ」



『それを仄めかしたのはキャンベルさんでしょうがっ!!』





いや別に仄めかした訳ではないのか、ただ闘争心?を焚き付けられただけ。それで括り付けるって方法を考える辺りやっぱり染まってるのかもしれない。普段チェアに括り付けられてるから…

荘園とハンターさん達のせいにしつつ、少女の方を見た。一瞬目が合ったものの、少女はすぐに目を逸らして男性の後ろに隠れてしまった。…人見知り、なのかな…?



でも何と言うか、とても愛らしい顔をしている少女だったな。

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虹希(プロフ) - よくねたしおさん» ありがとうございます〜!更新ゆっくりになるかもしれませんが書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします!✨ (6月22日 16時) (レス) id: 2482e00544 (このIDを非表示/違反報告)
よくねたしお - 好きです!!応援してます! (6月22日 12時) (レス) @page6 id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹希 | 作成日時:2023年6月21日 3時

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