煌めく君に恋をした

クリス・プリンス ページ11

Aside
アンリさんに色々案内されて最後に自分の部屋に案内された。

どうやらあちら様が気を利かせてくれたらしく一人部屋だ。

それも部屋には大きなお風呂とベッドが付いているタイプの。

『何から何までありがとうございます』

アンリ「ううん、気にしないで。それじゃあ、明日から宜しくね。A君」

『はい、こちらこそよろしくお願いしますね』

アンリさんは手を振って元きた道を戻って行った。

『お風呂にしようかな』

なんて考えているとスマホがなった。

画面を見るとそこには今1番声を聞きたい“ワンちゃん”からのラブコールだった。

『もしもし、クリス？』

クリス《やぁ、久しぶりだね“ダーリン”。元気だった？》

クリス・プリンス。

ゴールデンレトリバーみたいだ、とノアのいる所でボソッと呟いたところその発言がお気に召したらしくお腹を抱えて笑っていた。

だが確かに犬という解釈も間違いでは無い。

クリスは俺のハニー達の中で唯一顔に出やすいタイプの人種であり不機嫌な時程可愛いものはない。

『勿論だよ、“ハニー”。君達に会いたすぎて仕方ないんだ』

クリス《本当かい！？俺もだよ！》

今耳としっぽが生えたな。

クリスが笑うとほんとに可愛いんだよなぁ。

『ほんとに寂しいよ、クリス。君達に早く会いたいよ』

クリス《その事で実はダーリンに伝えたい事があってね？今時間大丈夫かい？》

『うん。大丈夫だよ』

クリスは俺の言葉で伝えたい事の内容を話し出した。

クリス《ブルーロックの絵心って奴から連絡があった。俺達を招待するってさ》

『……………え？』

俺はクリスの言葉に耳を疑った。

早く会いたい→←寂しがり屋

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す