【HQ】普通の人には分からないよ…【男主】

７話 ページ8

A『ん……今何時？』

鞄の中からスマホを取り出す。

A『は？11時30分？』

遅刻じゃねぇか！飛び起きて教室へ向かう。



A『すいません、遅れました。』

｢いや、大丈夫だぞ？早く席につけ。｣

僕に興味がないとね。さいですか。

｢遅れて来といて、謝罪あれだけかよ。｣(ｺｿｺｿ)

｢ほんといい迷惑だわ。｣(ｺｿｺｿ)

ほんと腹立つ。あと少しで終わるから辛抱だ。



｢はーい、今日はここまで。｣

やっと終わった。急いで教室から出る。そして、裏庭に行く。

日向｢あ、白霧！まてよ！｣

さん付け諦めたのね！？しかも追いかけてくるし。

A『追いかけて来ないでよ！』

日向｢やだ！｣

餓鬼か！中庭に行って、撒こう。中庭に入ったら、全力疾走だ！

日向｢あれ？いなくなった！｣




A『ﾊｧﾊｧ、ｹﾞﾎｯ』

日向くんって体力底なしやわ。

影山｢A？大丈夫か？｣

A『今飛雄が神様に見えた。』←

影山｢お前、頭大丈夫か？｣

A『お前にだけは、言われたくない。』

影山｢あぁ！？｣

A『ちょっと猫さん達逃げちゃう。』

影山｢わ、わりぃ……｣

A『ったく。ほら、座って食べよ。』

鞄から昨日図書室で借りた本を読みながら、パンを食べる。

影山｢なんか難しい本読んでんな。｣

A『そう？理解出来たらそんなに難しいやつじゃないよ？』

影山｢アスペルガー症候群？｣

A『うん、空気が読めないんだ。』

影山｢ADHD？｣

A『あとで、教えるね。早く食べないと、授業遅れるよ。』

はぐらかした感じだけど、まぁいいや。また今度教えないとね…

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