【HQ】普通の人には分からないよ…【男主】

２６話 ページ28

あの後、貴にぃと一緒に晩ご飯食べてから寝ました。あ、貴にぃは、ちゃんと家に帰ったよ？

次の日になって学校に行こうとしたら、同じマンションから女の子が一緒に出てきた。星のヘアゴムで左上に軽く結んでる。制服からして烏野かな？1年？

その子は、僕の近くまで来てから、

??｢お、おはようございます！｣

挨拶した。え？初対面なのに挨拶するの？良い人すぎるよ。

A『……おはようございます。』

??｢あのその制服、烏野ですよね？良かったら、一緒に登校しませんか？｣

A『いいけど。その前に名前教えて？あ、僕の名前は白霧A。』

??｢谷地仁花と申します！｣

A『谷地さんね。覚えた。じゃあ、一緒に行こっか。』

谷地｢シャチ！｣

シャチ？

A『谷地さん、何組なの？まず、何年生？』

谷地｢ひゃい！えと、一年五組であります！｣

あります？

A『１年だったんだ。そっか。1年か…』

谷地｢(え!?何で学年だけ繰り返すの!?はっ！もしかして私、何か失礼な事を言ったのかも！わぁ〜！この人結構美形だから、ファンの人多いよ絶対！！私、暗殺されちゃうよ〜!!!!)｣

あれ？なんか1人で悶々としてる。どうしたのかな？あ、僕の学年言ってなかった。

A『谷地さん。』(相手の方をポンポンと軽く叩き

谷地｢ひゃい！｣

A『僕の学年言ってなかったね。１年だよ。一年一組。』

谷地｢え、先輩じゃないの？｣

A『うん。違うよ。学生証見せよっか？』

谷地｢いえいえ！大丈夫です！｣

何だろ。この子アワアワしてて可愛い…

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