2号店開店 ページ47
You-side
新居のお風呂に入ろうって…
何度もしつこく言ってくるオッパを振り切り、部屋に戻った。
YS「せっかく広い湯船に、2人で浸かれるのに…」
まだ言ってる(笑)
YS「じゃあ、引っ越した初日は絶対だからな？」
「えっ、それは…」
ニヤッと笑うとスッと引き寄せられ、抱きすくめられた。
YS「却下。拒否は却下するぞ」
「も〜う…」
本気で恥ずかしいんだけど…
そんな風に楽しみにしてくれてるオッパにドキマギして。私の心臓は大忙し。
チェストにドレッサー、自転車まで…
今日もたくさんのサプライズを用意してくれて。
──お風呂くらい、希望を叶えてあげれば良かったかな…
新生活を思い描くだけで、幸せな気分に包まれる。
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荷造りや準備も進み…
数日後にはオッパも私も引っ越す予定。
でもその前に…
ﾘｴ『あ〜、ドキドキするわ。私、夕べ眠れなかったのよ』
『分かります。私もソウルで初めてお店に立つ日、緊張しましたから…』
いよいよ2号店の開店日。
この2週間程、リエさんも徹さんも川上さんも大忙しで。
私も1号店を任されながら、自分の部屋の片付けに追われて、バタバタしてた。
ﾘｴ『初日だけでもAちゃんが応援に来てくれて心強いわ〜』
『お役に立てて嬉しいです』
プレオープンの今日は、お得意様もたくさんご招待しているので、一日限定のお手伝い。
店員「Aさん、一番奥のVIPルームのお客様がお呼びです…」
「はい、今行きます」
呼ばれたお客様の所へ向かう通路で、聡志くんとすれ違いざまに視線が合った。
聡志『この前は…ゴメン』
あのバスケットボール対決以来、初めて顔を合わせた。
何も言葉は返さず、会釈して通り過ぎようとしたら…
聡志『聞こえた？悪かったと思ってるって…』
──！！！
力強く腕を掴まれた。
聡志『これからは無茶な誘い方しないよ。Aに嫌われたくないから』
『わ、分かったから…放して…』
聡志『あ、ゴメン…』
私が男性恐怖症だったと知っている聡志くんは、ハッとして手を放した。
聡志『すごく想われてるんだね、あの彼氏に…』
聡志くんは私をジッと見て、呟やいた。
『私にとっても大切な人なの。だから…』
聡志『同僚として、みんなで遊ぶのはOK…だよね？』
『うん…そう言えば、見せたい物って？』
聡志『ん？ああ…バイク買ったんだ。それ見せようと思って…』
『そうだったの？今度…見せてね』
笑顔で頷く聡志くんに、ホッと胸を撫で下ろした。
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紫桜雲(プロフ) - こなつさん» 兄さんのヤキモチはヒロインちゃん限定ということで(^o^;)ラブラブな同棲生活をお届けしたいです(*≧∀≦*) (2017年11月11日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - ナマケモノゆづさん» 応援していただけて嬉しいです(*´-`)マイペースで頑張りますので、これからもよろしくお願いします(#^.^#) (2017年11月11日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - 全く兄はちょっとした事で不機嫌になるんだから^^;この先主人公ちゃん苦労しますね>_<でもラブラブ同棲(≧▽≦)ぐふふ(//∇//) (2017年11月11日 2時) (レス) id: d417115907 (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノゆづ(プロフ) - 更新されてとても嬉しいです！これからも応援してます、頑張ってください！(⌒▽⌒) (2017年11月10日 23時) (レス) id: 759368090a (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - あひるさん» あひるさん、こんばんは(^^)私も天使の笑顔は無理です(ヾﾉ・∀・｀)でも兄さんにはハグしてもらって甘やかされたい(〃ω〃)その願望を次章に盛り込みます(*´-`) (2017年11月10日 20時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2017年9月11日 19時
