苛立つ光景 -YS- ページ5
YS-side
ロビーで共演者達と合流。
すると、エレベーターホールからジョンジン達も現れた。
どうやらスタッフと乗り合わせたらしく、挨拶を交わしている。
──あのワンピース…似合ってるな♡
ついAを目で追って。
密かにニヤけていると…
──ああっ！？！？
目に入った光景に苛立つ。
なぜなら…
ジョンジンが…
Aと手を繋いでいるから。
ジョンジンは、俺に満面の笑みを向けて。
Aと繋いだ手を見せつけるように、少し上に掲げて。
ピースをしてからホテルを出て行った。
──アイツっ！…絶対わざとだな？
すぐに電話しようとスマホを取り出したが…
ｽﾀｯﾌ「イェソンさん、お店に移動されるそうですよ」
YS「あ…はい、わかりました」
声をかけられ、諦めてスマホをしまった。
・
・
昼食会を和やかに終えて。
その後の撮影は少し長引いたものの順調に進み。解散となった。
YS『おちゅかれさまでした〜』
共演者やスタッフに挨拶をして、部屋に戻ろうとしたその時。
ｽﾀｯﾌ「先程、弟さんとお話ししたんですけど、朗らかで親しみやすい方ですね」
YS「ええ、ソウルでカフェをしてるんですよ」
ｽﾀｯﾌ「恋人と観光だそうですねってお聞きしたら、彼女の方が気まずそうに俯かれて…」
YS「えっ？」
ｽﾀｯﾌ「僕が立ち入りすぎて恥ずかしかったのかな？なんか申し訳なかったんで、デートにお薦めのお店をご紹介しておきました。よろしくお伝えください！」
YS「そう…でしたか…ありがとうございます…」
今の話しを聞いて。
ジョンジンが、俺に向かってしてきた態度の理由が分かった気がした。
──A、どう思っただろう…？
絶対に淋しかったはずだよな？
ちゃんと前以て話しておけば良かった…
久しぶりに会えたのに…
せっかく来てくれたAを泣かせるわけにはいかない！
YS「お先に失礼します！！」
彼女の様子が気になって。
急いで部屋に戻った。
・
・
部屋の前で、ドアを開けようとしていたら、
JJ「ちょっと…ヒョン！」
ジョンジンが部屋から慌てて出て来た。
JJ「何度も電話したんだよ？」
YS「あ、悪い……撮影の間、電源切ってた」
スマホを見ると、弟からの着歴がいっぱい…
JJ「どうゆう事なの？ちゃんと説明して！」
スタッフへの説明の件を言っていると思って、
YS「仕方ないだろ。Aのためには…」
JJ「何がAの為なんだよ！」
YS「えっ…？」
部屋の中に入って…
愕然とした。
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紫桜雲(プロフ) - こなつさん» 兄さんのヤキモチはヒロインちゃん限定ということで(^o^;)ラブラブな同棲生活をお届けしたいです(*≧∀≦*) (2017年11月11日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - ナマケモノゆづさん» 応援していただけて嬉しいです(*´-`)マイペースで頑張りますので、これからもよろしくお願いします(#^.^#) (2017年11月11日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - 全く兄はちょっとした事で不機嫌になるんだから^^;この先主人公ちゃん苦労しますね>_<でもラブラブ同棲(≧▽≦)ぐふふ(//∇//) (2017年11月11日 2時) (レス) id: d417115907 (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノゆづ(プロフ) - 更新されてとても嬉しいです！これからも応援してます、頑張ってください！(⌒▽⌒) (2017年11月10日 23時) (レス) id: 759368090a (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - あひるさん» あひるさん、こんばんは(^^)私も天使の笑顔は無理です(ヾﾉ・∀・｀)でも兄さんにはハグしてもらって甘やかされたい(〃ω〃)その願望を次章に盛り込みます(*´-`) (2017年11月10日 20時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2017年9月11日 19時
