見守ってもらえる安心感 ページ19
You-side
オッパに後ろからハグしてもらって。
異動の事や、聡志くんとの約束の件を話した。
でも、かえって心配をかけてしまったようで。
YS「その約束…もう呼び出されたりしてるのか？」
「ううん。その後一度も会ってないし、連絡もないから…」
YS「本当に呼び出されたら？」
「オッパも前に、“観光案内なら”って言ってくれたよね？そういうのかと思って…昼間とか、また屋台に寄るとかなら行くしかないかなって…」
YS「………」
オッパが黙り込んでしまった。
聡志くんに知られちゃったから、きっと困ってるんだよね？
「本当にゴメンナサイ。オッパは私の事、“ジョンジンさんの彼女”ってスタッフさんに説明したり、周囲に分からないように気を付けてたのに…」
YS「それ、Aは嫌だっただろ？逆に、そんな風に俺が誤魔化した事で、Aを傷付けてないか気になってたんだ」
その言葉に、ホッとして。
オッパの手を握りしめた。
YS「俺が心配してるのは、他言しない代わりに、お前に無理難題を要求してくるんじゃないかって事で…」
「そんな悪い人じゃないと思うけど…確かにおしゃべりな点は心配だよね。今度会ったら、もう一度お願いするから」
YS「いや…帰国したら、俺が直接会って話す…」
「えっ？」
そこまでしてくれるなんて想像していなかったから驚いた。
YS「マビにも何回か来てるらしいし、今後も一緒に働く仲間なんだろ？一度、俺から挨拶しておけば、向こうだっておいそれと言いふらしにくいだろ？」
確か…川上さんが同じマンションに来た時も、挨拶に行ってくれたんだよね。
私が仕事をしやすいように、配慮してくれようとしているのを感じた。
「そうかな…かもしれないね…」
YS「だからそれまでは、2人っきりって会うのは避けて？」
「お仕事の時も？」
YS「仕事の時は仕方ないけど…特に、お前の部屋には入れるな。絶対だ」
「うん」
YS「それと、店に戻る件だけど、Aの気持ちと体調が大丈夫なら反対はしない。だけど…」
「だけど？」
YS「少しでも辛い、キツイって感じたら素直に言えよ？店長だってジナさんだって、お前の事情はよく分かってくれてるはずだし…俺も、Aが無理してるのだけは見たくないから」
「オッパ…」
YS「昔、東京の店で会った時、笑顔で働いてたAに惹かれたんだ。応援してる…」
「…ありがとう」
──相談して良かった…
オッパに見守ってもらってる気がして。
気持ちが楽になった。
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紫桜雲(プロフ) - こなつさん» 兄さんのヤキモチはヒロインちゃん限定ということで(^o^;)ラブラブな同棲生活をお届けしたいです(*≧∀≦*) (2017年11月11日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - ナマケモノゆづさん» 応援していただけて嬉しいです(*´-`)マイペースで頑張りますので、これからもよろしくお願いします(#^.^#) (2017年11月11日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - 全く兄はちょっとした事で不機嫌になるんだから^^;この先主人公ちゃん苦労しますね>_<でもラブラブ同棲(≧▽≦)ぐふふ(//∇//) (2017年11月11日 2時) (レス) id: d417115907 (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノゆづ(プロフ) - 更新されてとても嬉しいです！これからも応援してます、頑張ってください！(⌒▽⌒) (2017年11月10日 23時) (レス) id: 759368090a (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - あひるさん» あひるさん、こんばんは(^^)私も天使の笑顔は無理です(ヾﾉ・∀・｀)でも兄さんにはハグしてもらって甘やかされたい(〃ω〃)その願望を次章に盛り込みます(*´-`) (2017年11月10日 20時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2017年9月11日 19時
