隠す習慣 ページ12
You-side
JJ「急にゴメンね〜」
ドアの向こうにはジョンジンさん。
その背後…
つい、オッパの姿を探してしまった。
JJ「お邪魔しまーす！あれ、具合悪かった？」
テーブルの上の薬の袋に気付いたようで。
「大丈夫です。1人でホテルって初めてで…眠れないかもと思って」
JJ「そっか……これ、何も食べてないんじゃないかと思って、はい！」
受け取った袋には、飲み物やおにぎり。
心配かけてしまって、本当に申し訳ない。
JJ「沖縄限定のポークおにぎりに、サーターアンダギー…シークワーサーのジュース！お腹空いたら食べてね」
「こんなに…ありがとうございます」
JJ「アイスも部屋の中ならと思って。一緒に食べよう？どれにする？」
数種類の中から、それぞれ選んで。
「すみません…いただきます」
2人で向き合って座り、アイスを食べる。
JJ「うん、紅芋おいしい！」
「苺も美味しいです…」
──オッパ、どうしてるかな…
ここにいるって、もう知ってる？
LINEもこないって事はまだお仕事？
それとも…怒っちゃった？
JJ「今、ヒョンの事考えてた？」
「えっ…あの…」
言い当てられて…戸惑った。
JJ「ゴメンね、嫌な思いさせて…ヒョンの顔なんて見たくないからホテルも移ったんだよね…」
「そういう訳じゃ…ただ、あの人…ミンジさんの存在を感じる所にいたくなくて…それにジョンジンさんは悪くないです」
JJ「ううん、さっき見てるだけで何も力になれなくて…でも、一番悪いのはヒョンだよね！僕やAに隠してさ。昔からヒョンって話してくれない事が多いんだよ」
「ジョンジンさんにも…ですか？」
JJ「そうだよ？今回の件も知らなかったし、Aが入院したのだって、だいぶ経ってから聞いて…仕事の内容も家族なのに報道やニュースで知る時もあるし」
仲の良い兄弟なのに…意外だった。
JJ「だけどね…仕方ないって理解はしてる。職業柄、公私ともに隠す習慣がついてるんじゃないかって…」
──隠す習慣…
「それでも…肝心な事は…オッパから直接聞きたいです…」
JJ「だよね。当然だよ。A…もうヒョンには会いたくないでしょ？」
──会いたくない？…わけない…
「本当は…会いたいです。でも…今顔を見たら、責めてしまいそうで…」
JJ「思い切り、責めたらいいよ」
「えっ？」
胸ポケットからスマホを出したジョンジンさんが…
JJ「会いたいってさ、ヒョン！」
そう言った直後…
──！！！
オッパが部屋に入ってきた。
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紫桜雲(プロフ) - こなつさん» 兄さんのヤキモチはヒロインちゃん限定ということで(^o^;)ラブラブな同棲生活をお届けしたいです(*≧∀≦*) (2017年11月11日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - ナマケモノゆづさん» 応援していただけて嬉しいです(*´-`)マイペースで頑張りますので、これからもよろしくお願いします(#^.^#) (2017年11月11日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - 全く兄はちょっとした事で不機嫌になるんだから^^;この先主人公ちゃん苦労しますね>_<でもラブラブ同棲(≧▽≦)ぐふふ(//∇//) (2017年11月11日 2時) (レス) id: d417115907 (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノゆづ(プロフ) - 更新されてとても嬉しいです！これからも応援してます、頑張ってください！(⌒▽⌒) (2017年11月10日 23時) (レス) id: 759368090a (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - あひるさん» あひるさん、こんばんは(^^)私も天使の笑顔は無理です(ヾﾉ・∀・｀)でも兄さんにはハグしてもらって甘やかされたい(〃ω〃)その願望を次章に盛り込みます(*´-`) (2017年11月10日 20時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2017年9月11日 19時
