嬉しいに決まってる -YS- ページ49
YS-side
──俺は…幻を見ているのか？
ジョンジンの後ろにいるのは…間違いなく俺の愛しい彼女で。
YS「おいっ、どういう…事だ？」
JJ「驚いた？ヒョンを喜ばせようと思ってさ、連れてきちゃった♪」
YS「来ちゃったって…お前…」
──嬉しいさ。
嬉しいに決まってる。
だが…
YS「飛行機…一緒に乗って…来たのか？」
俺はまだ、彼女と一緒に同乗した事がない。
JJ「そうだよ？運良く席も隣同士で取れてさ〜日本語バッチリだから、こっちに着いてからも本当に助かってて…」
──弟に…先を越された(# ﾟДﾟ)
YS「部屋は？どうしたんだ？」
JJ「ああ、ここではAの部屋までは用意できなくてさ…でも…」
その時、隣にいたスタッフに呼びかけられる。
ｽﾀｯﾌ「イェソンさん、記者の方が…」
YS「あ、ああ…はい…」
ホテルに入ってきた記者らしき人物を確認し、ジョンジンにそれを告げる。
JJ「とりあえず、僕の部屋で一緒に待ってるよ」
──なんだと！？
弟といえど、ホテルの部屋に…2人で？
もう、それだけで落ち着きなくなって。
居ても立っても居られない。
JJ「じゃあね！」
YS「えっ、おい、待…」
そこで通話は切れて。
フロントで手続きを終えたらしく、ジョンジンはAを連れてエレベーターへ…
Aは一瞬立ち止まり、振り向いて。
満面の笑みを浮かべて、胸の下辺りで小さく手を振った。
──可愛い…(´ω｀*)
2人の姿が見えなくなって、平常心を保とうと座り直す。
ｽﾀｯﾌ「弟さん、彼女連れでいらしたんですか？可愛らしい人ですね〜」
YS「えっ、ああ……まぁ…」
本当は“俺の彼女”だが…Aのためにも下手に事実は言えない。
やがて、記者がカメラマンを連れて俺達の席まで来た。
記者『お待たせしました。イェソンさん、よろしくお願いします！』
YS『あ〜よろしくお願いします…』
──とにかく今は、集中しないと…
はやる気持ちを抑えながら、取材に応じた。
・
・
俺の部屋と同じ階の弟の部屋へと急ぐ。
ランチまで時間がないから、廊下も走る。
──コン、コン、コンッ！！
勢いよくノックすると、すぐにドアが開き…
JJ「意外と早かったね。お疲れ様！」
YS「お疲れ……あれ、Aは？」
部屋に入って見回すが、彼女がいない。
すると、洗面所から出て来たA。
YS「A…」
「オッパ…」
会いたくて…
会いたくてたまらなかった彼女を…
弟の目もはばからず…
腕の中に閉じ込めた。
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紫桜雲(プロフ) - やーさんさん» どうしても兄さんに会いたくなったヒロインちゃん、沖縄まで行きました！久々のラブラブタイムになるといいのですが…そうです、ミンジが(^_^;)楽しみにしてくださって嬉しいです。これからもよろしくお願いしますm(__)m (2017年9月10日 17時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - こなつさん» ジョンジンくん、ナイスでした(#^.^#)短い時間ですが兄さんとヒロインちゃんの沖縄での時間(〃ω〃)暴走は…ほどほどにします(^_^;)いつもコメントありがとうございますm(__)m (2017年9月10日 17時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - nanalovelyblackさん» とうとうヒロインちゃんも沖縄上陸です(≧▽≦)喜んでいたたけて嬉しいです♪お気遣いありがとうございます(*^^*)更新までしばらくお待ちくださいね(*´-`) (2017年9月10日 17時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - blueskyさん» コメントありがとうございますm(__)m兄さん、絶対に浮かれますよね(//∇//)暴走…しちゃうのかな？次章もよろしくお願いします(*^^*) (2017年9月10日 17時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
やーさん(プロフ) - ヒロインちゃん、沖縄まで行ったんですね(*´-`)久々のラブラブタイムかな？でもミンジの存在も気になるな〜(-_-;)次章も楽しみです♪よい週末を(#^.^#) (2017年9月9日 18時) (レス) id: 4c8ec2a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2017年7月26日 13時
