だから好きだった -DH- ページ42
DH-side
俺の作戦…もとい、リョウクの考えた作戦は、想像をはるかに超えて大成功。
危うく、殴られそうになったけど…Aちゃんが止めに入ってくれて。
「誰にも…キスしたりしないから…ドンヘさんはきっと、わざと言ってくれたんだよ」
きれいな涙を零しながら言う彼女の姿を見て思った。
──Aちゃんは…こうでなくちゃ。
ヒョンが他の女の人にキスされたからって、仕返しに自分も他の男に出来るような女の子じゃなくて良かった。
ヒョン一筋で。
ヒョン以外はダメで。
事件の後遺症をも乗り越えて、ヒョンの事だけを見てるんだから。
そんな純粋で優しい女の子だから。
だから俺は…
好きだったんだから。
・
・
DH「Aちゃんと帰らなくて良かったの？」
YS「後で行く。さっきはつい…すまなかった」
DH「ダメじゃん。言ったよね？泣かさないでねって…」
バツの悪そうなヒョン。
DH「Aちゃんに、ちゃんと謝ったの？」
YS「謝ったけど…ずっと泣いてて…」
DH「たぶん自信を失くしてるんだよ。ジヘに言われたらしくてさ…」
YS「台湾での事だろ？」
DH「だけじゃなくて…ヒョンを束縛するなとか、海外に行ってる時くらい遊ばせてあげろとかって」
YS「そんな事まで言われたのか…」
DH「しかもAちゃんに、経験値低そうって言ったらしいよ。ショックだったのか、“私はオッパの何人目の彼女ですか？”って聞かれちゃってさ」
YS「えっ、お前まさか、答えたんじゃ…」
DH「そんなの、言えるはずないじゃん。俺だって全部把握してる訳じゃないのに…知ってるだけだって片手じゃ足りないし…」
YS「はぁ？それ、ただの噂話しも含んでるだろ？」
そうかな？
俺が知ってるのって、相手の女の子から聞いたのが多いから、割と正確だと思うんだけど…
DH「一緒に暮らす事、認めてもらえたんでしょ？頑張って…」
YS「ああ…ありがとな」
DH「新居、遊びに行かせてね」
そう言ったら、ちょっと“えっ？”って顔したけど、すぐに笑って。
YS「そうだな…ドンヘはAの“韓国のお兄ちゃん”らしいからな…リョウクもだけど(笑)」
DH「チェッ、リョウクもかぁ〜」
JJ「フッフッ〜、僕もだよ？」
Aちゃんを送って戻ってきたジョンジンも、話題に入ってきた。
JJ「新居の場所、僕もう知ってるし♪契約したんだよね！」
DH「そうなの？どこ？」
俺とジョンジンが話してる横で、ヒョンは真剣に何かを考えこんでいた。
──もう、大丈夫だよね？
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紫桜雲(プロフ) - こなつさん» 沖縄と韓国、少し離れるので淋しいですが…どんどん絆が深まってるので大丈夫…かな？いつもコメントありがとうございます(*^^*)これからもお付き合いくださると嬉しいです(*´-`) (2017年7月26日 9時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - nanalovelyblackさん» 良い感じになりました(〃ω〃)ようやくですね(^^;より一層、仲良くなった2人なので、多少の荒波は乗り越えられる…と思いますが、次章も応援よろしくお願いしますm(__)m (2017年7月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» きよらさんに励ましていただいて、ラブラブモード頑張ってみました(//∇//)最後に少し気にしてたことも兄さんの言葉で前向きになったヒロインちゃん、これからも見守ってください(*^-^*) (2017年7月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - あひるさん» あひるさん、おはようございます(*^^*)そうなんです、遠距離な上に日本から来た2人が…でも兄さんとの絆もより深まってるので大丈夫なはず…？次章もよろしくお願いしますm(__)m (2017年7月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - また波乱ですか(;ﾟдﾟ)兄と主人公ちゃんなら大丈夫ですよね…きっと>_<でも離れ離れは淋しいですね(´；ω；`) (2017年7月26日 4時) (レス) id: d417115907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sakurakumoys01/
作成日時：2017年6月21日 8時
