もう少し -DH- ページ6
DH-side
10周年のスパキャン。
暫く仕事を離れる俺達にとって大事なステージ。
DH「今度のスパキャン…観に…来てくれないかな…？」
一緒にご飯を食べに行った時、Aちゃんにダメ元で聞いてみた。
「その日は仕事も入ってますし…ゴメンナサイ…」
DH「そっか…やっぱり無理だよね…」
2つ目のお願いを行使しようかと思ったけど。
ヒョンの姿を彼女の瞳に映したくなくて。諦めた。
DH「じゃあさ、その代わり…一緒にお出かけしよう？」
デートの約束をしてもらった。
・
・
・
YS「ﾄﾞﾝﾍ…」
イベント当日、ヒョンが話しかけてきた。
YS「Aのこと、頼むな…」
──えっ？
Aちゃんを思い出しているのか、ヒョンの瞳はすごく優しくて。
DH「ヒョン…俺、Aちゃんを…」
──好きなんだ…
俺の本音と…Aちゃんが全部知ってるって事を話してしまいそうになったけど…
YS「分かってる…」
──何を？
それは俺の気持ちを？
それとも彼女の真意を？
YS「今日は頑張ろうな」
だけど…やっぱり言えなくて。
DH「うん…」
そう頷くしか出来なかった。
──ごめん、ヒョン…
・
・
イベントはたくさんのペン達の声援を受けて。ヒョン達とも楽しく盛り上がり。
打ち上げでも、ヒョクやヒョン達と楽しい時間を過ごして。
こんな時間も、暫くの間ないんだろうなと思うと、感慨深かった。
EH「ん？ﾘｮｳｸとｲｪｿﾝﾋｮﾝ、マネヒョンと深刻な顔して話してるけど…どうしたのかな」
ヒョクの視線の先を見ると、確かに…
DH「あっ、出てっちゃう…もう帰るのかな…」
なんとなく、気になって。
ヒョクと2人で後を追った。
3人は、打ち上げ会場から少し離れた部屋に入って行った。
その部屋に近付いて、耳を澄ますと…中から聞こえた会話。
MG「お前とセユンの写真を撮った記者…室長の大学時代の後輩だったんだ」
RW「そうなの？」
MG「雑誌社の編集者から聞いたんだ。室長は中里さんに何も話してないと言ってたが…写真だって、室長が撮らせたのかもしれない」
──室長が！？
まさか…ヒョンとAちゃんを引き離すために？
MG「とりあえず、室長に報告してくる。写真の件だけでもどう言う事か聞いてくるから」
マネヒョンが出てきて、咄嗟にヒョクと物陰に隠れた。
EH「おい、今の話し…」
ヒョクの言いたい事は分かる。
だけど…
DH「お願いヒョク、誰にも言わないで！」
もう少し…
Aちゃんとの時間をちょうだい…
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紫桜雲(プロフ) - miさん» コメントありがとうございます(*^^*)新章、公開しました！ドンへさんのヒロインちゃんを想う気持ちがどうなるのか…長年の片想いの行方を見守ってください(^^)/ (2017年4月4日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 好きな人が目の前にいて、何度も辛く悲しい思いしてたら守ってあげたくなるし気持ちが溢れるのも仕方ない。でも最後には愛する人の幸せを願って行動してくれそうなﾄﾞﾝﾍさんの様な気がする〜(^-^)頑張れ〜 (2017年4月3日 23時) (レス) id: ea52d05008 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*^^*)そうですよね♪チームプレイもSJらしくて良いですよね(^-^)他にも助っ人を考え中です(〃ω〃)朝には新章更新します(≧▽≦) (2017年4月3日 22時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 紫桜雲さんお疲れ様です。室長に詰め寄るには、リーダー、レラ様の助けが必要では、2人とも詳しい事情は知らないけど、録音音声で理解してもらえそうメンバーのバックアップあってのスーパージュニア(*´-`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - blueskyさん» ドンへさんも兄さんも動き出しました！ドンへさんの告白、兄さんとの再会…もう少しお待ちくださいね。連載を希望してくださる方がいらして、本当に光栄です( 〃▽〃)また次章もよろしくお願いしますm(__)m (2017年4月3日 19時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sakurakumoys01/
作成日時：2017年2月28日 10時
