心配するマンネ達 -YS- ページ46
YS-side
仕事の後、遅い時間になったが宿舎に向かう。
RW〈ｷｭﾋｮﾝの部屋にまっすぐ来て〉
そう連絡がきて、ｷｭﾋｮﾝの部屋に直行する。
部屋の中にはマンネ2人。
RW「ここに来るまで、他のメンバーには会わなかった？ﾋｮｸﾋｮﾝとか…」
YS「誰もいなかったぞ。話しって？」
聞き返すと、顔を見合わせて頷いた。
RW「あのね…Aちゃん、日本に帰りたいって会社に申し出たみたいなんだ」
YS「その事か…」
KH「知ってたんですか？」
YS「この前、川上さんから聞いた。ﾄﾞﾝﾍが兵役中、日本で待つんじゃ…」
RW「違うよ！きっとヒョンと別れたのに韓国にいるのが辛いからだよ」
KH「ユイから聞いたんですけど…」
2人は、ユイとウンジェヌナと話した内容を、俺に伝えてきた。
・
・
RW「だから…Aちゃんがウンソの件を知ってたなら、すべて納得がいくんだよ」
KH「ユイも言ってました。セユンの話しを聞いた後、道で泣き崩れたって。それから毎日辛そうだって…」
そう聞いても半信半疑。
YS「けどな…この前酔ったAを部屋まで運んだ時、暗証番号が…ﾄﾞﾝﾍの誕生日になってたんだ」
あの事実を知った夜の辛さが蘇る。
KH「以前はヒョンの誕生日でしたよね？」
YS「そうだ。しかも俺が帰る時、入れ違いでﾄﾞﾝﾍがAの部屋に来たんだ。夜、遅い時間にだぞ？朝、Aのマンションから一緒に出掛けたりもしてるらしい。どう考えても…両想いの恋人同士としか思えないだろ？」
RW「そうだけど…」
キス場面を見た事も話してたから、ﾘｮｳｸは考え込んで。
YS「もうすぐ入隊するﾄﾞﾝﾍにとって、Aと過ごせる時間はあと僅かだ。憶測だけで邪魔する訳にはいかないよ…」
自分に言い聞かせるように話しながらも、胸がキリキリと痛む。
KH「ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝを思いやるヒョンの考えは分かりますけど…Aの本当の気持ちはどうなるんですか？」
──Aの本当の気持ち？
茜って友達の手紙を思い出して、リュックから取り出す。
KH「それ、誰からですか？」
YS「Aの親友だ。マビに来たらしい。まだ途中までで…」
RW「見せて！」
短い文章だが、まだ最初しか訳せてない。
KH「この位ならアプリを使えば早いですよ」
ｷｭﾋｮﾝがあっという間にタブレットに取り込む。
──大事な内容みたいだから、自分で一言ずつ訳そうと思ってたのに…
だが…ｷｭﾋｮﾝのお陰で、内容が早く分かって良かったのかもしれない。
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紫桜雲(プロフ) - miさん» コメントありがとうございます(*^^*)新章、公開しました！ドンへさんのヒロインちゃんを想う気持ちがどうなるのか…長年の片想いの行方を見守ってください(^^)/ (2017年4月4日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 好きな人が目の前にいて、何度も辛く悲しい思いしてたら守ってあげたくなるし気持ちが溢れるのも仕方ない。でも最後には愛する人の幸せを願って行動してくれそうなﾄﾞﾝﾍさんの様な気がする〜(^-^)頑張れ〜 (2017年4月3日 23時) (レス) id: ea52d05008 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*^^*)そうですよね♪チームプレイもSJらしくて良いですよね(^-^)他にも助っ人を考え中です(〃ω〃)朝には新章更新します(≧▽≦) (2017年4月3日 22時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 紫桜雲さんお疲れ様です。室長に詰め寄るには、リーダー、レラ様の助けが必要では、2人とも詳しい事情は知らないけど、録音音声で理解してもらえそうメンバーのバックアップあってのスーパージュニア(*´-`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - blueskyさん» ドンへさんも兄さんも動き出しました！ドンへさんの告白、兄さんとの再会…もう少しお待ちくださいね。連載を希望してくださる方がいらして、本当に光栄です( 〃▽〃)また次章もよろしくお願いしますm(__)m (2017年4月3日 19時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sakurakumoys01/
作成日時：2017年2月28日 10時
