近付いた理由 -RW- ページ19
RW-side
ｾﾕﾝ「普通に頼んでもｲｪｿﾝさんに話も聞いてもらえないと思って…それで、恋人のAさんに近付いたら、協力してくれるんじゃないかと…」
セユンは、Aちゃんに近付いた目的を話し始めた。
ｳﾝｼﾞｪ「隠し子だとか、自分の息子を晒すような事はしようとは思ってなかったって」
RW「じゃあ、最初からそう言えば良かったのに…」
YS「いや…俺が話しを聞く態度じゃなかったから…」
──ヒョンは人が良すぎるよ…
ｾﾕﾝ「Aさん、本当に素直で可愛らしい人で。こういう人が愛されるんだなって…私の試験にも快く協力してくれて…」
RW「試験？」
ｳﾝｼﾞｪ「店の昇給試験のモデルを引き受けたって」
YS「その時、あの写真を？」
ｾﾕﾝ「はい…私といる所をｲｪｿﾝさんが見たら焦るかと…でもまさか、ﾄﾞﾝﾍさんが現れるなんて…」
YS「ﾄﾞﾝﾍが…？」
ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝの名前が出た途端、ｲｪｿﾝﾋｮﾝの顔色が変わる。
ｳﾝｼﾞｪ「Aと一緒に店まで来たそうよ」
ｾﾕﾝ「その時、ﾄﾞﾝﾍさんに“初めまして、うちの妹をよろしく”って言われたんです。私の事、覚えてもいないんだなって…」
確かウネの2人は、セユンと仲良かったのに…
ｾﾕﾝ「ｲｪｿﾝさんに想われてるだけじゃなく、メンバーの人達にも大切にされてるAさんが妬ましくて…」
ｳﾝｼﾞｪ「それで…その後会ったジョンウンに、あんたの子供だって言ってしまったらしいのよ」
RW「だからってそんな嘘許されないよ！ヒョンがどれだけ悩んだか…しかもSNSで情報を流すだなんて」
Aちゃんを2度と危険な目に遭わせたくないって思ってるヒョンにとって、すごく辛かったはず。
ｳﾝｼﾞｪ「セユン、Aのシャンプーしたなら気付かなかった？額の傷跡…」
ｾﾕﾝ「あ…何針か縫った跡が…」
YS「あれは…俺を脅そうとした奴に拉致されて…襲われた時に出来た傷だ」
ヒョンの言葉に、セユンが目を見開いて青褪めた。
ｳﾝｼﾞｪ「その時の後遺症で男性恐怖症でね…だからケントさんの店を私が紹介したの」
ｾﾕﾝ「ゴメンナサイ…本当にゴメンナサイッ！！」
セユンは大声で謝りながら号泣し始めた。
ｳﾝｼﾞｪ「セユンは、Aには最後までジョンウンとの関係は話さなかったそうよ」
RW「じゃあ、本当にAちゃんは今回の件、知らないの？」
ｳﾝｼﾞｪ「たぶんね…」
YS「セユン…今からでも間に合うか？」
沈黙の後、ヒョンが意外な提案をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 304人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫桜雲(プロフ) - miさん» コメントありがとうございます(*^^*)新章、公開しました！ドンへさんのヒロインちゃんを想う気持ちがどうなるのか…長年の片想いの行方を見守ってください(^^)/ (2017年4月4日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 好きな人が目の前にいて、何度も辛く悲しい思いしてたら守ってあげたくなるし気持ちが溢れるのも仕方ない。でも最後には愛する人の幸せを願って行動してくれそうなﾄﾞﾝﾍさんの様な気がする〜(^-^)頑張れ〜 (2017年4月3日 23時) (レス) id: ea52d05008 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*^^*)そうですよね♪チームプレイもSJらしくて良いですよね(^-^)他にも助っ人を考え中です(〃ω〃)朝には新章更新します(≧▽≦) (2017年4月3日 22時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 紫桜雲さんお疲れ様です。室長に詰め寄るには、リーダー、レラ様の助けが必要では、2人とも詳しい事情は知らないけど、録音音声で理解してもらえそうメンバーのバックアップあってのスーパージュニア(*´-`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - blueskyさん» ドンへさんも兄さんも動き出しました！ドンへさんの告白、兄さんとの再会…もう少しお待ちくださいね。連載を希望してくださる方がいらして、本当に光栄です( 〃▽〃)また次章もよろしくお願いしますm(__)m (2017年4月3日 19時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sakurakumoys01/
作成日時：2017年2月28日 10時
