覚えてないという事 -YS- ページ18
YS-side
覚えてないという事が、こんなに罪深いって事を改めて感じた。
YS「俺が…彼の前で言った言葉で、誤解されたんだな？」
セユンは涙を零しながら首を縦に振った。
“YS「お前も…軽い女だったんだな」”
部屋で鉢合わせしたセユンの恋人に、俺はとんでもない言葉を…
ｾﾕﾝ「私…彼をちゃんと信じて待てなかった…欲を出して、ｲｪｿﾝさんと付き合えるのかもって思ったのがいけなかったんです…」
ｳﾝｼﾞｪ「その後、激怒した彼氏と喧嘩したけど…でも、一旦は収まったらしいの」
ｾﾕﾝ「はい…でも、職場では針の筵でした。ｲｪｿﾝさんに無視されて…噂が立って…先輩たちの意地悪はエスカレートするし、それまで仲良くしてくださってた他のメンバーの方達にまで距離を置かれて…」
ｳﾝｼﾞｪ「私も噂は耳にしたけど担当が違ったし…でも辞める原因はそれじゃなかったのよね？」
YS「子供が出来たからか…」
セユンは頷いた。
ｾﾕﾝ「もちろん、ｲｪｿﾝさんとはそういう事はなく…間違いなく彼の子供でした。でも、妊娠を伝えたら…“あの芸能人の子供だろう”って…何度言っても信用してくれなくて」
RW「それ…辛いね」
俺が放った言葉のせいだ。
覚えてもないのに、“恋人がいるのに…あの日俺と寝たのか？”なんて言ったから…
ｳﾝｼﾞｪ「ジョンウンの口から、何の関係もない事を彼氏に話してほしくて、恥を忍んでお願いしに行ったそうよ」
──そんな事情で会いに来たって知らずに、あんなひどい態度を取ったのか。
ｾﾕﾝ「ｲｪｿﾝさんの記憶がないのをいい事に、思わせぶりな態度を取った私に非があるのは分かってます。でも、もし思い出してくれたら…そう思って…」
YS「そんな状況だったのに“2度と現れるな”なんて言って…すまなかった」
俺は、改めてセユンに頭を下げた。
ｳﾝｼﾞｪ「今回、Aに近付いたのも、それが目的だったんだって…」
RW「えっ、元カレへの説得？」
ｳﾝｼﾞｪ「そう…その彼、中学からの幼馴染みらしいんだけど、故郷でお見合いするって聞いて…もう一度息子の事を話しに行こうと思ったらしいの」
仕事を辞めたセユンは、1人で出産して。そしてケントさんの店で働きながら息子を育てて。
でも、彼にもう一度、子供の存在を伝えに行こうと思ったらしい。
ｾﾕﾝ「疑ってる彼の所に一緒に行ってほしいなんて…普通に頼んでもｲｪｿﾝさんに話も聞いてもらえないと思って…」
セユンが今回の目的を話し始めた。
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紫桜雲(プロフ) - miさん» コメントありがとうございます(*^^*)新章、公開しました！ドンへさんのヒロインちゃんを想う気持ちがどうなるのか…長年の片想いの行方を見守ってください(^^)/ (2017年4月4日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 好きな人が目の前にいて、何度も辛く悲しい思いしてたら守ってあげたくなるし気持ちが溢れるのも仕方ない。でも最後には愛する人の幸せを願って行動してくれそうなﾄﾞﾝﾍさんの様な気がする〜(^-^)頑張れ〜 (2017年4月3日 23時) (レス) id: ea52d05008 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*^^*)そうですよね♪チームプレイもSJらしくて良いですよね(^-^)他にも助っ人を考え中です(〃ω〃)朝には新章更新します(≧▽≦) (2017年4月3日 22時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 紫桜雲さんお疲れ様です。室長に詰め寄るには、リーダー、レラ様の助けが必要では、2人とも詳しい事情は知らないけど、録音音声で理解してもらえそうメンバーのバックアップあってのスーパージュニア(*´-`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - blueskyさん» ドンへさんも兄さんも動き出しました！ドンへさんの告白、兄さんとの再会…もう少しお待ちくださいね。連載を希望してくださる方がいらして、本当に光栄です( 〃▽〃)また次章もよろしくお願いしますm(__)m (2017年4月3日 19時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sakurakumoys01/
作成日時：2017年2月28日 10時
