セユンの回想 -RW- ページ17
RW-side
セユンは最初から仕返ししようと思ってヒョンに近付いたわけじゃなく。
ヒョンが昔、セユンの部屋に泊まった時に交わした会話を覚えてなかった事が悔しくて。
Aちゃんの事を大切にしていて、幸せな様子が妬ましくて…嘘をついたらしい。
ｾﾕﾝ「あの夜、酔ったｲｪｿﾝさんとタクシーに乗って、宿舎にお送りするつもりでした。でも私、場所が分からなくて…マネージャーさんに電話しても繋がらないし…」
仕方なく、自分の部屋に連れて帰って。
目を覚ましたヒョンと…男女の仲になってもいいと思ったらしいけど…
ｾﾕﾝ「私が…恋人がいるって言ったら、浮気する女は嫌いだって…」
ミンジに浮気されて別れたばかりだったから、ヒョンがそう言うのも分かる。
ｾﾕﾝ「彼、入隊する前に結婚の約束をしてくれなかったんです。それで…私自身待つ事に疲れちゃって…そう話したら、“それでも彼を好きなら自分を大事にしろ”って言ってくれたんです」
YS「えっ、俺が…？」
ｾﾕﾝ「はい…彼の愚痴を話し出したら、ずっと相槌を打って聞いてくれて…私が、彼と別れたらその時は付き合ってくれますかって聞いたら…“考えておく”って…」
RW「ヒョン、そんなこと言ったの？」
YS「悪い…それも覚えてない…」
──まったく…言ってる内容はカッコいいのに。台無しだよ。
ｾﾕﾝ「いいんです、酔ってたのは分かってましたから。でも、ずっとペンだったｲｪｿﾝさんに相談に乗ってもらえて、私にとっては大事な時間でした。翌朝、全く覚えてない様子でショックでしたけど…照れ隠しかもって思って」
ｳﾝｼﾞｪ「ジョンウンは本当に覚えてなかったのよね」
頷くヒョン。
ｾﾕﾝ「その頃、先輩達に苛められてて、仕事を辞めようか悩んでた時だったので…その後ｲｪｿﾝさんが気にかけてくれたのが嬉しかったんです。だから…私に欲が出てきてしまったんです…」
セユンは泣き始めた。
ｳﾝｼﾞｪ「彼と別れれば、本当にジョンウンと付き合えるかもって…それで恋人に別れたいってメールを送ったそうよ」
ｾﾕﾝ「野心が…私の中に芽生えたんです。純粋に好きって気持ちだけではなく、自分の損得勘定で動いてしまって…」
YS「それで…俺を部屋に呼んだのか？」
セユンは頷いた。
ｾﾕﾝ「ところが…メールを受け取った彼が、慌てて私の所に来て…彼の顔を見たら、やっぱりこの人しかいないって…でも」
YS「そこに…俺が現れたんだな？」
──ヒョン、思い出した？
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紫桜雲(プロフ) - miさん» コメントありがとうございます(*^^*)新章、公開しました！ドンへさんのヒロインちゃんを想う気持ちがどうなるのか…長年の片想いの行方を見守ってください(^^)/ (2017年4月4日 8時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 好きな人が目の前にいて、何度も辛く悲しい思いしてたら守ってあげたくなるし気持ちが溢れるのも仕方ない。でも最後には愛する人の幸せを願って行動してくれそうなﾄﾞﾝﾍさんの様な気がする〜(^-^)頑張れ〜 (2017年4月3日 23時) (レス) id: ea52d05008 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*^^*)そうですよね♪チームプレイもSJらしくて良いですよね(^-^)他にも助っ人を考え中です(〃ω〃)朝には新章更新します(≧▽≦) (2017年4月3日 22時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 紫桜雲さんお疲れ様です。室長に詰め寄るには、リーダー、レラ様の助けが必要では、2人とも詳しい事情は知らないけど、録音音声で理解してもらえそうメンバーのバックアップあってのスーパージュニア(*´-`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - blueskyさん» ドンへさんも兄さんも動き出しました！ドンへさんの告白、兄さんとの再会…もう少しお待ちくださいね。連載を希望してくださる方がいらして、本当に光栄です( 〃▽〃)また次章もよろしくお願いしますm(__)m (2017年4月3日 19時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sakurakumoys01/
作成日時：2017年2月28日 10時
