悪戯っ子なオッパ ページ11
You-side
オッパが会いに来てくれた時に、またLINEが出来るように設定して。
毎日、何回も連絡くれる。
たまにビデオ通話もしてくれる。
YS「無理してないか？」
「うん、大丈夫。今日はお姉ちゃんと久々にお買い物に行ったの」
YS「順調で良かった…そうだ、ｷｭﾋｮﾝに頼まれたんだが…店のユイって子がすごく心配してるらしい。メールでいいから連絡してくれって」
「ユイちゃんが…？」
そう言えば、彼女には何も言わないで来ちゃったから…きっと忙しくしてるよね？
マンションで倒れたあの日、オッパがｷｭﾋｮﾝさんに頼んで、ｷｭﾋｮﾝさんがユイちゃんに連絡してくれたお陰でジナオンニが駆けつけてくれた事も聞いた。
「明日にでも電話するね。私にとって大切な妹みたいな子なの」
YS「あの子…ｷｭﾋｮﾝと付き合ってるんだって？」
「えっ、聞いたの？」
YS「ｷｭﾋｮﾝ本人から…A、前から知ってたのか？」
──ちょっと拗ねてる？
「えっと…彼女のお母さんの葬儀の時に…」
YS「ﾘｮｳｸも知ってた…俺だけ知らなかった…」
──やっぱり拗ねてる？
「ごめんね、偶然知ったの…本人から聞いた方がいいと思って。彼女も色々苦労してた子だから…」
YS「これからは隠し事ナシだぞ？」
「うん。約束する」
YS「じゃあ…約束の印に…カメラにポッポして？」
「ええっ？恥ずかしい…」
YS「………」
画面のオッパがムスッとしてるから…
「1回…だけよ？」
スマホに向かって“チュッ”ってしたら…
──カシャッ！
「あっ…今の音、まさか…」
YS「……永久保存版♪」
「やだ…お願い、消して？」
YS「いいだろ？誰にも見せないし」
最近のオッパは、ずっとこんな感じで。
まるで悪戯っ子みたい。
でも、そんな彼のお陰で、離れてる時間も辛く感じずに済んだ。
・
・
・
翌日にはユイちゃんに電話して。最近、店も人を雇ったと聞いた。
「大変な思いさせちゃってゴメンね」
ユイ「気にしないでください！待ってますから…早く元気になってくださいね」
「ありがとう…」
少しずつ、体調も戻ってきて。
日常の家事や、近くへの買い物なら普通に動けるようになっていた。
ある日、
母『今日は日勤の後、会議で遅くなるから…』
『いってらっしゃ〜い』
母を送り出してから洗濯や掃除を済ませて。そろそろ昼食にしようと支度してたら…
──ピンポーン♪
「えっ…？」
インターフォンを見ると…画面一杯に花が映っていた。
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紫桜雲(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！ためて読む方法もありですね♪ドンへさんの化粧の濃いオネーサンからの主人公を庇う台詞、私も自分で気に入ってるんです(//∇//)モテモテ兄さんのせいで涙の場面が多いかもですが、次章にも是非お付き合いください(^^) (2016年11月13日 16時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 読み返してたら、化粧の濃いオネーサン でしたね。勝手に脳内変換しちゃって、すみません (2016年11月13日 11時) (レス) id: 4e34045293 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 更新連絡が入るたびに、こちらの皆さんのコメントを参考に、まだ読んじゃだめだ。ためとこう。と、我慢を重ねました。で、今日、読んじゃいました。良かったー。主人公ちゃんの涙は可哀想なんだけど、涙も似合う気がして。ドンへの化粧の濃いおばさん最高です。 (2016年11月13日 9時) (レス) id: 4e34045293 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» あんまりドキドキの二次会ではなかったですけど…ドンへさん、ヒロインちゃんの手を握っちゃいました(//∇//)次章もヨロシクお願いします♪ (2016年11月13日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - にじかい、楽しみ\(//∇//)\ドキドキ (2016年11月12日 11時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年10月19日 0時
