その2 ページ33
DH-side
DH「ん…ふわ〜ぁ〜あ…」
欠伸をしながら目覚めたら、宿舎のヒョクのベッドで寝てて。
DH「え、帰ってきてる…あれ?」
昨日、日本から帰国して。
いったん、宿舎に帰ってきたけど、すぐにAちゃんのお店に行ったんだよな?
DH「フフッ…相変わらず、可愛かった〜」
昨夜、会えた時の様子を思い出して、口元が緩む。
久々にビール飲んで…ハイになって。彼女にいろいろ質問したり、話したり。
そうそう、リョウクも加わって…
DH「そうだ…それで店長さんのこと聞いて…えっと、その後どうしたっけ?」
──帰ってきた時の…記憶がない。
少し怠い体を起こしてリビングに向かうと、リョウクがキッチンで片づけをしてる所だった。
DH「おはよ〜…」
RW「………」
──ん?機嫌…悪い?
DH「おっはよ!昨日は…」
RW「おっはよ…じゃないっ!昨夜の事、覚えてないの?」
DH「覚えてるよ?一緒にご飯食べたよね。でも…どうやって帰ってきたのかが分かんなくてさ…」
RW「まったく…ヒョンは暫くアルコール禁止!分かった!?」
DH「え、は、はい…」
なんかすごく怒ってる。
なんでか理由聞きたいけど、聞ける雰囲気じゃないよね?
DH「あの〜…ヒョクは?」
KH「ヒョクヒョンなら、もうロケの仕事に出かけましたよ」
部屋からメガネ姿のギュが出てきて、俺の後ろから声をかけてきた。
DH「そうなの?…あ、キュヒョン、おはよ〜」
すると、ギュはチョイチョイって手招きして。
キッチンから死角になる方へ俺を呼んだ。
DH「(な〜に〜?)」
口パクで聞くと
KH「昨夜、酔ったヒョンを、リョウクとヒョクヒョンで抱えて連れて帰ってきたんですよ…しかも、店でいきなり、Aのほっぺをさわさわしたらしいじゃないですか?」
DH「ええっ!俺、そんなことしたの?」
──酔ってて覚えてない…
しかも、そんな楽しい事したなら…
ぜひ覚えていたかった…
KH「その後、駐車場でも、見送りに出た彼女に抱きつこうとするのを、2人が必死に止めたらしいですよ?」
DH「マ、マジ…?」
それは…Aちゃんにも嫌われちゃったかも…(;'∀')
KH「まずは2人にちゃんと詫び入れた方がいいですよ?」
DH「そう…だね…」
勿論、2人にも謝らなきゃいけないけど。
Aちゃんにもゴメンねって言いに行かなきゃ…
俺は店のチラシを取り出した。
電話する?
いや、まだ仕事まで時間あるから…ランチに行っちゃえ!
支度しようと急いで洗面所に向かった。
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紫桜雲(プロフ) - miyamiyaさん» コメントありがとうございますm(__)m兄さんやギュのお話しとうまくリンク出来てるといいのですが…楽しんでいただけてたら嬉しいです♪後編、そして兄さんの続編も更新頑張りますので、読んでもらえたら幸いです(^^) (2016年10月16日 15時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
miyamiya(プロフ) - パスワード外して頂きありがとうございます。また紫桜雲さんのお話読めて、嬉しいです。ドンヘ目線、イェソンさんやギュのお話にいって、ああこのシーンか〜、なんて見ながら読んで面白いです。続きも楽しみにしています。 (2016年10月16日 13時) (レス) id: 72d3db7e3b (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!またまたリンク作品で…兄さんのお話からなかなか頭が離れません(´O`)でもドンへさんの切ない気持ちが伝わってたら嬉しいです♪ (2016年10月7日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リンクの作品ですねー、ドンちゃんのせつない気持ちスゴくわかります。ありがとうございます。(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年10月7日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» こちらの作品にもコメントありがとうございます!これからイェソンさんも登場予定です。イェソンさん作品のドンへさん目線、お楽しみに♪ (2016年10月6日 12時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫桜雲 | 作者ホームページ:https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時:2016年9月8日 19時