急転直下:その1 ページ19
DH-side
DH「えっ…ミラ、今なんて言ったの?」
帰国後、暫くしてミラに呼び出された。
ミラ「オッパ、全然私のこと見てくれなくて…連絡もくれなくて…寂しくて…」
久しぶりに会ったミラに、驚くべき告白をされた。
“他に好きな人が出来た”と…
ミラ「ヒョクオッパに相談したら、早く伝えた方がいいって言われて…」
──ヒョクが…?
DH「ミラ、俺もごめん。全然連絡しなかったり、会いに行かなかったり…きっとダメな彼氏だったよね…」
ミラ「ううん、本当は分かってたの。オッパ、他に気になる人がいるんじゃないかって…でもフラれたくなくて、気付かないふりしてたの。ごめんなさい…」
ミラも…いい子だったのに…
ミラ「でも、ちゃんと記念日とか誕生日とか、覚えててくれて…嬉しかった。ありがとう」
そんな…感謝されるようなこと、してないのに…
DH「ミラの好きな人には、気持ち伝わってるの?」
ミラ「うん。実は告白されて…私も好きかもって気付いて」
──良かった…ちゃんと両想いなんだ。
DH「その彼氏には、うんと優しくしてもらってね」
なんか、サヨナラなのに…すごく清々しく別れた。
・
・
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EH「おかえり…」
宿舎に帰ったら、ヒョクが出迎えてくれた。
きっと、ミラから聞いたんだよね?
DH「フラれた…でも全然大丈夫だよ?」
EH「お前さ、やっぱり…」
DH「ん?」
EH「いや、なんでもない!久しぶりにイェソンヒョンが来るんだって〜リョウクが料理してるから、みんなで食べよう!」
DH「うん!」
メンバー達は、早めの俺の誕生日と称して集まってくれて。遅くまで飲んで食べて騒いだ。
そして…久々にAちゃんの夢を見た。
夢の中の彼女は、ピンクのドレスを着て。可愛くて。お姫様みたいで。
でもその隣には、俺じゃない男の人が一緒にいた。
駆け寄ろうとしたけど、俺はなぜか亀になってて。
背中が重くて動けない…
しかも誰かがやたらと顔を触る…
DH「う〜…待って〜!」
そこで目が覚めた…
DH「へっ?…ヒョン?」
ベッドでうつ伏せで寝てる俺の鼻の下をイェソンヒョンが触ってて。
背中にヒョクが乗っかって熟睡してる…
YS「おっ、起きたか?」
ニヤッと笑って見てるけど…
DH「ヒョン…重いっ…俺の上のヒョク…どけて…」
やっとの思いで言うと、ヒョクをゴロンと俺の隣に転がして。
YS「“待って〜”って…寝言で何度も言ってたぞ?」
微笑んで言うと、俺にプレゼントを置いて帰って行った。
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紫桜雲(プロフ) - miyamiyaさん» コメントありがとうございますm(__)m兄さんやギュのお話しとうまくリンク出来てるといいのですが…楽しんでいただけてたら嬉しいです♪後編、そして兄さんの続編も更新頑張りますので、読んでもらえたら幸いです(^^) (2016年10月16日 15時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
miyamiya(プロフ) - パスワード外して頂きありがとうございます。また紫桜雲さんのお話読めて、嬉しいです。ドンヘ目線、イェソンさんやギュのお話にいって、ああこのシーンか〜、なんて見ながら読んで面白いです。続きも楽しみにしています。 (2016年10月16日 13時) (レス) id: 72d3db7e3b (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!またまたリンク作品で…兄さんのお話からなかなか頭が離れません(´O`)でもドンへさんの切ない気持ちが伝わってたら嬉しいです♪ (2016年10月7日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リンクの作品ですねー、ドンちゃんのせつない気持ちスゴくわかります。ありがとうございます。(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年10月7日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» こちらの作品にもコメントありがとうございます!これからイェソンさんも登場予定です。イェソンさん作品のドンへさん目線、お楽しみに♪ (2016年10月6日 12時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫桜雲 | 作者ホームページ:https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時:2016年9月8日 19時