私の新しい目標 ページ48
You-side
彼の気持ちを聞いて…涙が零れた。
「待ってて…いいの？側にいていい？」
KH「当たり前…俺が側にいたいの！」
ギュッて抱き締められて。
胸の中で渦巻いていた不安がスッと消えていく感じがした。
KH「A…愛してる」
「私も……愛してる」
生まれて初めて、“愛してる”って言葉を口に出して…途端に恥ずかしくなる。
KH「フフッ…可愛い…もう離さない…」
ぎゅオッパからキスの嵐を受けて…
涙が止まらない私を…
そのまま…たくさん愛してくれた。
・
・
・
ベッドで一緒に横になったまま、ずっと手を繋いで。
こんな日がずっと続けばいいのになって、心から思う。
「あのね、やりたい事、1つ見つけたの…」
KH「何？」
思い描いた新しい目標を、頭の中で整理しながら話した。
「私…日本語の勉強してみたいの」
KH「勉強？…日本語の？」
私の唐突な発言に驚いてる。
「高校生の時にオーディションに受かって、研修生になって…レッスンばっかりで全然勉強しなかったの。だから恥ずかしいけど成績も良くなくて。大学に行かないのは当然って感じで…」
彼はデビュー後にちゃんと大学に行った人だから尊敬する。きっと大変だったと思う。
「でも今になって、勉強してこなかった事を後悔してる。だけど、これから大学目指すのも無理な話だし…」
ジョンアちゃんの話を聞いて、無性に“勉強”というものをしたくなったのも正直な気持ち。
KH「うーん、さすがに大学受験となると相当頑張らないと…」
「でしょ？でね…うちの店、和食のお店だから日本語に触れる機会が多くて。それで、日本語って覚えやすいなって…」
KH「確かに、日本でコンサートする時に覚えるけど、文法や単語も似てるよね」
「それに私の今の環境なら、教えてくれたり、会話の練習相手になってくれる人もたくさんいるし…話せるようになったら、今のお店でも役に立つと思うの」
私の話しを聞いて、大きく頷いてくれている。
「それで、いっぱい勉強して、すごく出来るようになったら………」
そこまで言って、その先を言うのを躊躇った。
ジョンアちゃんみたいに、一緒の夢を見ることは無理。
ぎゅオッパのいる世界に近付くことも出来ない。
でも、日本での活動も多い彼を少しでも手伝える時がくるなら…
KH「出来るようになったら…？」
夢みたいな話だけど…
「すごく上達して、通訳出来るくらいになったら…そしたらぎゅオッパ、日本でお仕事する時、雇ってくれる？」
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紫桜雲(プロフ) - あんずさん» ハッピーな気持ちになってもらえていたら嬉しいです♪私もこの数ヵ月、ギュカップルの妄想ができて幸せでした♪次回作もよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月12日 23時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» このカップルの幸せな未来を思い描いて頂けたら嬉しいです♪いつもコメントありがとうございました！番外編…考えてみます(*^^*) (2016年10月12日 23時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 可愛い2人のハッピーエンドに、私もHappyな気分になりました！毎日楽しみにしていたので正直淋しいです。でもﾄﾞﾝﾍさんのお話や続編を楽しみにしていますね。素敵なお話しをありがとうございました(#^^#) (2016年10月12日 16時) (レス) id: 0a2f81288c (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - 2人の未来が見えるようなラストですね！とても可愛いお話で、毎日楽しませてもらいました！このカップルの番外編も見たいなぁ…なんて、密かに期待してます(#^^#)お疲れさまでした！ (2016年10月12日 10時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - まゆまゆさん» うぎたんのニュースに涙し、今朝は兄さんのニュースに歓喜…昨日からハートが大忙しです。私も全員が揃う日楽しみに待ちたいと思います♪コメント、ありがとうございました！ (2016年10月12日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年9月18日 8時
