同期の本音 ページ37
You-side
「狙ってるって…マリ、本気でｲﾄｩｸさんが好きなの？」
ﾏﾘ「Aには関係ないでしょ？それに、もう研修生でもないのに、店の常連だからってだけで、なんでこんな所に出入りできるのよ」
「それは…」
──ぎゅオッパとの事は、絶対に知られちゃダメ…
マリは、知ったらそれを誰かに言ったり、利用する。カンPDに教えるかもしれない。
そしたら、迷惑かけちゃう…
研修生時代もそうだった。
他の同期の子がアイドルと親しくなると、それを事務所の人に言いつけたり。後輩に意地悪して、オーディションを辞退させたり…
私はマリの、そういう所がとても嫌だった。
だから…ぎゅオッパは勿論、ずっとお兄さんのように接してくれたｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟの事を利用されたくなかった。
ﾏﾘ「だいたい昔から気に入らなかったのよ。正義感ぶって、先生達もアンタばっかり褒めて…ケガで去ってくれて、せいせいしてたのに…」
──！！！
「そんな言い方…ひどい…ケガしたくてしたんじゃないし…あの事故で私は…」
涙が出そうだったけど…マリの前で泣くのは悔しくて堪えた。
ﾏﾘ「やっと目障りなアンタが消えたと思ったのに、アチコチでAの方が可愛かったとか…可哀想にとか、残念だったとか…カンPDにだって、アンタの方が良かったって比べられて…もううんざり！」
──ドンッ！
マリに肩を強く押された。
ﾏﾘ「私の前にもう現れないで！さっさと帰りなさいよ！」
以前の私だったら…たぶん泣いて帰ってる。
でも、今の私は…引き下がる訳にはいかない！
「帰るのはマリの方よ。私はSJの人達がとっても大事なの。純粋な気持ちじゃないのなら、お願いだから近付かないで」
ﾏﾘ「なんでそんな事？…あっ、さっき実はｷｭﾋｮﾝさんがどうのこうのって…」
マリが楽屋でのﾘｮｳｸさんの言葉を思い出したのか、ジロリと私を見た。
ﾏﾘ「もしかして、メンバーの誰かと…関係あるの？」
──言えない…絶対に…
ﾏﾘ「知られちゃマズい事でもあるんじゃないの？…なんとか言いなさいよ！」
──ドンッ！
「あっ！！」
再び、マリに突き飛ばされて…
バランスを崩して…
──落ちるっ！
…と思ったのに、
──ん？
階段を数段下がった所で、体を誰かにしっかり支えられていた。
振り向くと…
？？「危なかったな…」
その横には…
？？「女が乱暴なのは、感心しないぜ」
──えっ！
私を助けてくれたのは、意外な人物だった。
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紫桜雲(プロフ) - あんずさん» ハッピーな気持ちになってもらえていたら嬉しいです♪私もこの数ヵ月、ギュカップルの妄想ができて幸せでした♪次回作もよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月12日 23時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» このカップルの幸せな未来を思い描いて頂けたら嬉しいです♪いつもコメントありがとうございました！番外編…考えてみます(*^^*) (2016年10月12日 23時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 可愛い2人のハッピーエンドに、私もHappyな気分になりました！毎日楽しみにしていたので正直淋しいです。でもﾄﾞﾝﾍさんのお話や続編を楽しみにしていますね。素敵なお話しをありがとうございました(#^^#) (2016年10月12日 16時) (レス) id: 0a2f81288c (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - 2人の未来が見えるようなラストですね！とても可愛いお話で、毎日楽しませてもらいました！このカップルの番外編も見たいなぁ…なんて、密かに期待してます(#^^#)お疲れさまでした！ (2016年10月12日 10時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - まゆまゆさん» うぎたんのニュースに涙し、今朝は兄さんのニュースに歓喜…昨日からハートが大忙しです。私も全員が揃う日楽しみに待ちたいと思います♪コメント、ありがとうございました！ (2016年10月12日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年9月18日 8時
