オンニの恋愛相談室 ページ12
You-side
「こんばんは」
ｳﾝｼﾞｪ「お店、忙しかったんじゃない？」
「今日は夜の予約がなかったので…大丈夫です」
仕事帰りにオンニと待ち合わせして、食事に来た。
ｳﾝｼﾞｪ「私、あんまり料理しないから…どうしても外食が多いのよね〜」
連れて来てもらったのは、お洒落なカジュアルレストラン。女性客が多かった。
「私は逆に外食って機会がなくて…このお店、素敵ですね」
ワインとお料理を数品注文して、乾杯した。
ｳﾝｼﾞｪ「この前は本当にゴメンね」
オンニはカメラテストの時の事を、まだ気にしてるみたいで。
「もう全然平気です。気にしないでください」
ｳﾝｼﾞｪ「ｷｭﾋｮﾝ、反対だったみたいね。あんなに独占欲が強い男だとは思わなかったわ」
「でも、彼の気持ちが分かって…良かったです」
カンPDと遭遇した時に助けてもらった事や、今度の休みに母の故郷に一緒に行く事も話した。
「実は、泊りでって言われて…緊張しちゃって」
恥ずかしいけど、正直に相談した。
ｳﾝｼﾞｪ「もしかして…ｷｭﾋｮﾝのこと怖いの？」
「いえ、怖くはないです…でも以前の嫌な記憶があるせいか、そう言う雰囲気になりそうになると震えたり、強張っちゃって…」
すると、オンニはクスクス笑って。
ｳﾝｼﾞｪ「あのね…好きな人相手でも、震えたり緊張するのは当たり前よ？」
「え？」
ｳﾝｼﾞｪ「それでも、好きだからくっつきたいとか触れられたいって思うんじゃない？」
言われてみれば…キスされたりギュッとしてもらうと…緊張もするけど嬉しい。
ｳﾝｼﾞｪ「男だって緊張してるはずよ。特に、好きな女の子に嫌われたくない、怖がらせたくないって思ってれば尚更ね」
──それって…ぎゅオッパも？
ｳﾝｼﾞｪ「あ〜そんな可愛い悩み、私なんか随分と昔の事よ〜羨ましいわっ」
「オンニ、彼氏さんとかいないんですか？」
ｳﾝｼﾞｪ「ズバリ聞くのね…前はいたけど最近はシングルよ。私みたいな男勝りはなかなかね…」
「そんなにキレイで、素敵なのに…」
颯爽としてて美人で、仕事も出来て…憧れちゃう。
ｳﾝｼﾞｪ「も〜う、Aったら褒め上手ね〜ほら、飲んで！」
オンニはグラスにワインを注ぐと、リボンの付いた巾着を手渡して来た。
ｳﾝｼﾞｪ「ちょうど良かったかも…これ、この前のお詫びも兼ねてプレゼント」
それから、私の耳元に口を近付けると…
ｳﾝｼﾞｪ「おまじない…教えてあげる」
そう言ってニッコリと微笑んだ。
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紫桜雲(プロフ) - あんずさん» ハッピーな気持ちになってもらえていたら嬉しいです♪私もこの数ヵ月、ギュカップルの妄想ができて幸せでした♪次回作もよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月12日 23時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» このカップルの幸せな未来を思い描いて頂けたら嬉しいです♪いつもコメントありがとうございました！番外編…考えてみます(*^^*) (2016年10月12日 23時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 可愛い2人のハッピーエンドに、私もHappyな気分になりました！毎日楽しみにしていたので正直淋しいです。でもﾄﾞﾝﾍさんのお話や続編を楽しみにしていますね。素敵なお話しをありがとうございました(#^^#) (2016年10月12日 16時) (レス) id: 0a2f81288c (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - 2人の未来が見えるようなラストですね！とても可愛いお話で、毎日楽しませてもらいました！このカップルの番外編も見たいなぁ…なんて、密かに期待してます(#^^#)お疲れさまでした！ (2016年10月12日 10時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - まゆまゆさん» うぎたんのニュースに涙し、今朝は兄さんのニュースに歓喜…昨日からハートが大忙しです。私も全員が揃う日楽しみに待ちたいと思います♪コメント、ありがとうございました！ (2016年10月12日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年9月18日 8時
