僕の大事な弟妹 -LT- ページ11
LT-side
「もしもし…ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟ？」
カンPDからAを助けた日の翌日、彼女から電話がかかってきた。
「昨日はありがとうございました。私、ちゃんとお礼も言えなくて…」
LT「ううん。僕こそスタジオで最初に会った時に教えてあげていれば…でも、ｷｭﾋｮﾝが間に合って良かった。カンPDには、ちゃんと約束させたから。安心してね」
「ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟには、いつも助けてもらってばっかりで…すみません」
LT「前にも言ったでしょ？大事な妹だって…お兄さんにもっと甘えなさい？」
そう言うと、電話越しに彼女が笑ったのが分かって、胸が擽られる。
LT「Aは…とっても可愛いんだから、もっと自分に自信を持って？」
「えっ？」
ｳﾝｼﾞｪﾇﾅから聞いた事を思い出して、ついそんな事を言ってしまった。
LT「ｷｭﾋｮﾝが夢中になるくらいなんだから…ね？」
「ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟ…っ」
──あ、泣かしちゃった？
LT「でも、あいつに苛められたら、僕に一番に報告するんだよ？」
「はい…そうします」
・
・
・
KH「ヒョン、ちょっといいですか？」
事務所で一緒に取材を受けてたｷｭﾋｮﾝが、真面目な顔をして話しかけてきた。2人で他のメンバーから離れて話す。
LT「なんだ？改まって…」
KH「あの、明日の昼から明後日までオフなんで…ちょっと泊りで出かけてきます」
──それって…
LT「もしかして…Aと？」
KH「はい、彼女のお母さんの生まれ育った町に」
そう言えば、葬儀の夜、思い出話を聞いた時に…
LT「彼女のお母さんの故郷、たしか海の近くの町だったよね。いつかそこに連れてってあげたいって、A話してたもんね…」
KH「聞いてたんですか？」
LT「うん、葬儀の時にね。車なら運転気を付けて…マネヒョンにはうまく言っとくから」
KH「え、あ、ありがとうございます…」
僕の言葉が意外だったのかちょっと驚いている。
LT「Aの事、もう泣かせちゃダメだからね？」
KH「…はい」
僕の忠告に、少しだけムッとした表情を浮かべたけど、頷いた。
──ｷｭﾋｮﾝより先に出会えてたら違かったかな…
Aの事、大好きだった。
でも、ｷｭﾋｮﾝも大事な弟だ。
2人のために…僕は応援隊長になるしかないよね。
“妹”…そう思うしか…
KH「そう言えば…ヒョンとAって一回りも年齢差あるって知ってました？」
LT「ええっ、そうなの！？」
──結構ショック…
やっぱり、マンネはブラックだった。
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紫桜雲(プロフ) - あんずさん» ハッピーな気持ちになってもらえていたら嬉しいです♪私もこの数ヵ月、ギュカップルの妄想ができて幸せでした♪次回作もよろしくお願いします(*^-^*) (2016年10月12日 23時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» このカップルの幸せな未来を思い描いて頂けたら嬉しいです♪いつもコメントありがとうございました！番外編…考えてみます(*^^*) (2016年10月12日 23時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 可愛い2人のハッピーエンドに、私もHappyな気分になりました！毎日楽しみにしていたので正直淋しいです。でもﾄﾞﾝﾍさんのお話や続編を楽しみにしていますね。素敵なお話しをありがとうございました(#^^#) (2016年10月12日 16時) (レス) id: 0a2f81288c (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - 2人の未来が見えるようなラストですね！とても可愛いお話で、毎日楽しませてもらいました！このカップルの番外編も見たいなぁ…なんて、密かに期待してます(#^^#)お疲れさまでした！ (2016年10月12日 10時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - まゆまゆさん» うぎたんのニュースに涙し、今朝は兄さんのニュースに歓喜…昨日からハートが大忙しです。私も全員が揃う日楽しみに待ちたいと思います♪コメント、ありがとうございました！ (2016年10月12日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年9月18日 8時
