もういいってことは… ページ45
You-side
ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟの告白に、頭が混乱して…呆然として…
ほとんど眠れないまま朝を迎えた。
スマホを見て、昨夜の着信はやはりｷｭﾋｮﾝさんだったと気付く。
でも、“もういい”ってことは…
──お別れを言うための電話？
そう思うと怖くて…私からは連絡出来なかった。
LT〈この前は驚かせてゴメンね〉
LT〈これから海外公演に行ってきます！〉
ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟからは何回かメールが来たけど、ｷｭﾋｮﾝさんからは音信不通…
SNSをチェックしたら、ｷｭﾋｮﾝさんも相変わらず舞台にライブに忙しそうで。
私と連絡が取れなくても、変わりなく元気にしている様子を知って…落ち込んでしまった。
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ひとみさんが日本に行っている間、普段の仕事以外に配達も回っていて毎日忙しかった。
「ケータリングをお届けに来ました」
とある撮影スタジオに配達に来たら…
「あ…ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟ…？」
LT「久しぶりだね！…と言っても1週間も経ってないか〜今日は雑誌の撮影だったんだ」
ここのスタッフに、うちのお店をお薦めしてくれたらしい。
──うん、本当に素敵な人…
LT「僕、楽屋でメイクとか落とさなきゃならないから…1人分運んでもらってもいい？」
「わかりました」
お料理を1人分トレーに用意して、楽屋へ持って行った。
「お食事…テーブルの上に置いておきますね」
LT「うん…ありがとう」
カーテンの向こうで着替え中らしいので、声を掛けて楽屋を出ようとしたら呼び止められた。
LT「待って、A」
着替えの終わったｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟが近づいてきて、手を握られた。
LT「少しだけ…ハグしてもいい？」
そう言って引き寄せられた瞬間、以前ｷｭﾋｮﾝさんに楽屋で同じようにされた時の事を思い出した。
──やっぱり、私…
「あ、あの…ゴメンナサイ！」
思わず腕をすり抜けて、少し間を開けて正面に立った。
LT「A？」
「私、ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟの事、好きって言いましたけど…」
LT「うん…」
「それは…お兄さんとしてって意味で…」
LT「うん…」
「もういいって思われてるとしても、私の片想いだとしても…私が好きなのは…ｷｭﾋｮﾝさんなんです」
──自分の気持ちに嘘はつけない…
LT「その言葉、僕じゃなくて、直接ｷｭﾋｮﾝに正直に言わなくちゃ…後悔するよ？」
──えっ？
LT「Aの気持ち、分かってたよ…だから今度はAが頑張る番。ねっ？」
頭を撫でながら、ニッコリ笑ってくれた。
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紫桜雲(プロフ) - りんさん» やっと会えました！ようやく…？次章に続きます(//∇//)引き続き読んでもらえると嬉しいです♪ (2016年8月27日 9時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あれれ？キュヒョンバットタイミング(＞人＜;)主人公ちゃん泣いちゃうよ…Σ（・□・；） (2016年8月26日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» 主人公、動いたんですけど…イェソンさんみたいにギュがなれるかな？…この2人は3歩進んで2歩下がる感じですね(^^; (2016年8月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつ、イェソンさんとこみたくラブラブになるのか楽しみです。(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンもイェソンさんを見習って告白しなきゃ、好きだよ（≧∇≦）愛してる？ってね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2016年8月7日 8時
