電話の相手は… ページ33
You-side
急遽ｲﾄｩｸさんが参加して、豪華な撮影になった。
スマホで撮られたツーショット写真を見て…複雑な気持ちになる。
──これがｷｭﾋｮﾝさんだったら…？
アンサンブルに着替えたら、
LT「すごく似合ってるよ…今度イムさんと会う時、着て行ったら？喜ぶよ？」
私も思っていた事を言ってくれた。
でも、ｷｭﾋｮﾝさんと会った時の事を訊ねられて。
途中まで説明して、続きを話すのに困って、押し黙ってしまったら…
LT「暫くの間、声出さないでね」
スマホで誰かに電話をかけると、スピーカーに切り替えた。
LT「ああ、ヨンア？僕だけど…」
──えっ、電話の相手って…
ﾖﾝｱ「あ、ﾄｩｷﾞｵｯﾊﾟ？」
LT「この前のニット、ｷｭﾋｮﾝに渡したよ。でも、着ないかもって…」
ﾖﾝｱ「でしょうね…全然喜んでなかったもの。私の部屋に忘れていくくらいだし」
──部屋って…あの日の事？
これ、聞いてていいの？
ｲﾄｩｸさん、どうして…？
LT「ヨンアの部屋に行ったのって、君が舞台観に行った日だよね？アイツ朝帰りしたせいで、マネージャーに怒られて問題になってんだけど…何かあったの？」
──えっ、ストレートな質問！
ﾖﾝｱ「そうなの？酔っちゃって、私の力じゃどうしようも出来なくて…仕方なく寝かせておいたんだけど…」
LT「そうだったんだ。迷惑かけたね」
ﾖﾝｱ「本当迷惑。飲んでても、あの子の事ばっかり言ってて。憂鬱になっちゃったわ」
LT「なんて言ってたの？」
──心臓が…飛び出そう…
ﾖﾝｱ「守ってやりたかった〜とか、大好きなんだ〜とか。最後は会いたいって泣かれて……ね？意地悪したくもなるでしょ？」
──！！！
LT「ハハッ、そうだね…そっちで旦那さんとは話し合えた？」
ﾖﾝｱ「ええ。お互いに意地になってた部分もあって…やり直そうって。ｷｭﾋｮﾅのアドバイス聞いて良かったわ」
LT「そっか…旦那さんと仲良くね。元気で…」
ﾖﾝｱ「オッパもね。ｷｭﾋｮﾅにありがとうって言っておいて」
通話を終えたｲﾄｩｸさんは、ニッコリ笑って私を見て。
LT「どう？安心した？」
──もしかして…このために今日ここへ？
LT「Aが泣いてるかもって思って」
「ｲﾄｩｸさん…」
LT「ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟ…でしょ？」
そう言いながら、涙ぐむ私の頭を撫でてくれた。
LT「僕はいつも味方だよ」
「ありがとうございます…ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟ」
感謝の気持ちを込めて、そう言ったら…抱き締められた。
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紫桜雲(プロフ) - りんさん» やっと会えました！ようやく…？次章に続きます(//∇//)引き続き読んでもらえると嬉しいです♪ (2016年8月27日 9時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あれれ？キュヒョンバットタイミング(＞人＜;)主人公ちゃん泣いちゃうよ…Σ（・□・；） (2016年8月26日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» 主人公、動いたんですけど…イェソンさんみたいにギュがなれるかな？…この2人は3歩進んで2歩下がる感じですね(^^; (2016年8月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつ、イェソンさんとこみたくラブラブになるのか楽しみです。(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンもイェソンさんを見習って告白しなきゃ、好きだよ（≧∇≦）愛してる？ってね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2016年8月7日 8時
