オロオロするマンネ -LT- ページ28
LT-side
ｷｭﾋｮﾝはAに会いに行ったようで、遅い時間に帰って来た。
LT「おい、彼女と会うのは少し我慢しろって言っただろ？電話で話せばいいじゃないか」
KH「ずっと電話も出てくれなかったんですよ、しかも引っ越してたし…」
そう言いながらコートを脱いだｷｭﾋｮﾝを見て、目を見張った。
LT「えっ、お前、そのニット着て会っちゃったの？ダメじゃん！仲直り、出来なかったでしょ？」
Aに会ってきたｷｭﾋｮﾝがコートの下に着ていたのは…ヨンアからもらったニット。
俺の言葉の意味が分からない様子のｷｭﾋｮﾝに、この前の夜、彼女から聞いた話をする。
LT「それ、本当はAが買いたかったらしいよ、お前に…」
KH「えっ…」
LT「彼女の予算では届かなくて…諦めてシャツだけ買って外に出たら、それを買ったヨンアが店から出て来て…」
その後、ヨンアが電話をかけてた内容を聞いてしまった事。ロビーでヨンアから責められた事。
そして終演後、ｷｭﾋｮﾝから連絡が来なくて悲しかった事…
彼女が辛そうに話していたと教えると、
KH「だから…このニット見た途端、様子が変わって…質問されて…」
やっぱり…Aはショック受けたんだね。
LT「なんて答えたの？」
KH「嘘つきたくないからヨンアヌナにもらったって正直に言いました。ヌナの部屋で寝ちゃった時、忘れてきたから…事務所でﾄｩｷﾞﾋｮﾝが預かってきたって…」
──は…？
ヌナの部屋で寝ちゃったって…
LT「そんな事まで話したの？ヌナの部屋に泊まったなんて…Aは知らなかったのに！」
KH「えーっ！だってヒョン、この前言ってたじゃないですか？朝帰りしたんだろって。バレンタインの日の事もAは知ってるって…」
LT「それはバレンタインの日の事だけだよ…ヨンアが電話で“バレンタインの日に飲んだお店で”ってお前を誘ってるのを聞いたって…」
KH「うわーっ！絶対、何かあったって勘違いしてる…」
頭を抱え込んでいるｷｭﾋｮﾝに…さらに質問。
LT「ヨンアとは…本当に何もなかったの？」
KH「酔って…気付いたら部屋にいて…でも服はちゃんと着てました！何もない…はずです！」
そうだろうな…
そんな事にはなってないと僕は信じてやれるけど…
LT「A、完全にそういうことしたと思ってるぞ〜…軽い男に思われちゃったな」
いつもマンネらしくないほど落ち着いてて、静穏なｷｭﾋｮﾝが、オロオロしているのが珍しくて。
…爆弾を投下してやった。
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紫桜雲(プロフ) - りんさん» やっと会えました！ようやく…？次章に続きます(//∇//)引き続き読んでもらえると嬉しいです♪ (2016年8月27日 9時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あれれ？キュヒョンバットタイミング(＞人＜;)主人公ちゃん泣いちゃうよ…Σ（・□・；） (2016年8月26日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» 主人公、動いたんですけど…イェソンさんみたいにギュがなれるかな？…この2人は3歩進んで2歩下がる感じですね(^^; (2016年8月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつ、イェソンさんとこみたくラブラブになるのか楽しみです。(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンもイェソンさんを見習って告白しなきゃ、好きだよ（≧∇≦）愛してる？ってね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2016年8月7日 8時
