ライフワーク？ ページ11
You-side
予想通り、ヨンアさんはｷｭﾋｮﾝさんの恋人だった人で。
嫌いになった訳じゃないなら、今でも忘れられない人…？
そんな人がいるのに、私なんかに本気になる訳なかったんだ…
思った事が次々と口から出て…
それをｲﾄｩｸさんは黙って聞いてくれて。
「ｷｭﾋｮﾝさんが罪悪感を感じて私の側にいて、それが負担になるなら…」
LT「それは違うと思うけど」
私の言葉を遮り、ｲﾄｩｸさんが話し始めた。
LT「誰だって気の毒な人を見たら、可哀想って思うよね。特に今回の場合、確かにｷｭﾋｮﾝは責任を感じてると思う。でも、それだけじゃなくて、Aちゃんの事を好きだから、ずっと側にいたんだと思うよ？」
「でも…ヨンアさんの事…今でも好きだから…今日も彼女の所に…」
さっきの場面を思い出すと涙が出てしまう。
LT「ん〜…今日の事はあの2人の問題だから、僕にもさすがに分からないけど」
「そうでなければ…私の事を詳しく…しかも…っ…あんな事まで話すとは思えません」
LT「そうだね。いくら親しくても、話しちゃいけない事ってあるよね」
ｲﾄｩｸさんは泣いている私の背中を擦ったり頭を撫でてくれた。
・
・
・
その夜はそのままお世話になり、ｲﾄｩｸさんは「ちゃんと寝てね」と言って出て行った。
スマホの電源を入れると、ｷｭﾋｮﾝさんからメールがきてたけど…返信できず。
出してもらった布団に横になっても全然眠れなかった。
──ガチャ…
翌朝、紙袋を抱えたｲﾄｩｸさんが戻ってきた。
LT「少しは眠れた？…あ〜目が赤い。寝れなかったんだね。朝食、一緒に食べようと思って」
紙袋からサンドイッチや飲み物を出してくれた。
「あの…ｲﾄｩｸさんにもお世話になりっぱなしで…」
LT「ストップ！今、僕の事も“私に同情して”って思ってるでしょ？」
「え…あ……はい」
先に心を読まれたようで、驚いた。
LT「僕も最初は同情かもだけど…今は妹みたいに思ってるから」
「妹…ですか？」
LT「そう。後輩の女の子たちの事も、兄みたいに世話焼きたくなっちゃうんだけど…それに近いかな？」
──確かにｲﾄｩｸさんって…何でも話せるしお兄さんみたい。
LT「それに僕、可愛い女の子に親切にするの趣味だから。ライフワーク？」
真面目な顔で言われて、思わず笑ってしまった。
LT「やっと笑ったね〜ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟって呼んでいいからね」
「え…ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟ？」
ｷｭﾋｮﾝさんからの宿題を思い出していた。
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紫桜雲(プロフ) - りんさん» やっと会えました！ようやく…？次章に続きます(//∇//)引き続き読んでもらえると嬉しいです♪ (2016年8月27日 9時) (
レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あれれ？キュヒョンバットタイミング(＞人＜;)主人公ちゃん泣いちゃうよ…Σ（・□・；） (2016年8月26日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» 主人公、動いたんですけど…イェソンさんみたいにギュがなれるかな？…この2人は3歩進んで2歩下がる感じですね(^^; (2016年8月26日 9時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつ、イェソンさんとこみたくラブラブになるのか楽しみです。(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンもイェソンさんを見習って告白しなきゃ、好きだよ（≧∇≦）愛してる？ってね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年8月25日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作者ホームページ：https://twitter.com/siouun1106?s=06
作成日時：2016年8月7日 8時
