お揃い？ -YS- ページ47
YS-side
Aが置いといてくれたパジャマを着る。
一体いつから用意してたんだ？
「うちに来た時に着てほしくて。実はこの前オンニとお買い物に行った時に・・。サイズとか大丈夫だった？」
──自分の服は買わなかったのに、俺のパジャマを買ったのか？
YS「ピッタリ。まさかお前からもこんな嬉しいプレゼントがあるとは思わなかった。ありがとうな」
そう言うとホッとしたように嬉しそうに笑って。
俺にペットボトルを手渡すと、着替えを持ってシャワールームに行った。
部屋に1人、残されて。
──ヤバい、緊張する・・
いや、絶対にAの方が緊張しているはずだ。何しろ、キスだって俺が初めてだったんだ！
さっきは勢いに任せて、つい迫っちまったが・・
──どうしよう・・
もし怖がられたり、泣かれたりしたら・・俺、怯むかも。
Aが相手だと、どんだけ臆病になるんだ？
落ち着こうとミネラルウォーターを飲んでいると、洗面所からドライヤーの音が聞こえてきた。
──ドクン、ドクン・・
ますます心拍数が上がる。
と、その時サイドボードに置かれていたiPodが目に入る。
──あの時、Aが見せてくれたのだよな？
手にとってソファに座り、入っている曲を改めて見る。
やっぱりAはバラード系が好きなのか。K.R.Y.の曲が多い。
あれ？俺の代表曲のOSTは聞かないのか？プレイリストに入ってない。
・・ちょっと淋しいぞ。
おっ・・結婚式の伴奏の曲。
俺はイヤホンをあてて再生した。
──えっ！？
これ、伴奏の上からAの声も入ってる・・まるで、俺と一緒に唄ってるみたいだ。
すると、Aが洗面所から出てきた。
「オッパ？何聞いて・・あっ、もしかして・・！」
慌てて俺の方に来ると、イヤホンを外して奪い取られた。
YS「これ・・Aの声も入ってるのか？」
「もう〜内緒にしてたのに・・式場のスタッフさんが録音してたみたいで、それをオンニがくれて・・」
真っ赤になってiPodを引き出しにしまってる。
YS「俺にもコピーちょうだい？」
「恥ずかしいから・・ダメ」
Aの腕を引っ張って俺の脚の間に座らせて後ろから抱き締める。
YS「・・お願い」
「・・・・・」
YS「A？」
黙ってたAがようやくコクンと頷いた。
──どうしたんだ？
急に大人しくなって・・ん？
改めてAを見ると、俺と色違いの・・しかもワンピースタイプで、脚が出てるし。
YS「もしかして・・このパジャマ、お揃いか？」
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紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» (〃∇〃)いつもありがとうございます (2016年3月4日 11時) (
レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
Yemi(プロフ) - 紫桜雲さん» これ以上デュフったら変人扱いされそうですw (2016年3月3日 19時) (レス) id: a1ec49e27e (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» これからもデュフっていただけるように頑張ります♪ (2016年3月3日 11時) (レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
Yemi(プロフ) - 紫桜雲さん» 感想を一言で言うと、デュフりながら読ませて頂いております^ ^ (2016年3月3日 7時) (レス) id: a1ec49e27e (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» はじめまして。綴りの訂正しました！大事な所の間違いをお知らせ頂いてありがとうございましたm(__)mこれからも感想など聞かせてくださると嬉しいです♪よろしくお願いします！ (2016年3月2日 0時) (レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年2月22日 11時
