頼もしいオンニ ページ21
You-side
ｳﾝｼﾞｪ「悪いわね、オーナー・・うん、そうなの・・今の内容、メモにしてそっとｼﾞｮﾝｳﾝに渡してもらえる？・・うん、ありがとう」
あの後、近くに停めてあったｳﾝｼﾞｪさんの車に乗せられ、お店まで連れてこられた私。
ｳﾝｼﾞｪ「オーナーとは昔からの知り合いなの。伝言を頼んだから安心して？店の中に雑誌の記者がいて捕まったみたいよ・・それで身動き取れないのね」
電話を終えて、アイスティーをテーブルに置きながら説明してくれる。
「ｳﾝｼﾞｪさん、いろいろとお手数をおかけしてすみません」
ｳﾝｼﾞｪ「もう、堅苦しいわ〜オンニでいいわよ♪」
「あ、じゃあ・・オンニ、私のこともAって呼んでください」
オンニはニッコリ笑ってくれた。
ｳﾝｼﾞｪ「店から出てきて正解だったわよ。記者に見つかって写真でも撮られたら、大事になるところだったから」
──写真・・
オッパ、あのアイドルの子と腕を組んで撮ってたよね・・
その場面を思い出して、胸がキリキリと傷んでくる。
ｳﾝｼﾞｪ「デート、ダメになっちゃって落ち込んでる？」
「いえ・・それはいいんです。記者がいるなんて全然わからなくて・・逆に迷惑かけずに済んで良かったです。でも・・」
ｳﾝｼﾞｪ「でも？」
「こういう現実に直面したり、ああいう場面を見てしまうと・・オッパのことをすごく遠くに感じてしまって」
覚悟していたはずなのに、違う世界にいるオッパの存在を受け止められない自分の気持ちが情けなかった。
そして・・初めて感じる“嫉妬”という感情にも、戸惑いを隠せなかった。
ｳﾝｼﾞｪ「もしかして、ｿﾖﾝのこと気にしてる？」
私の不安な気持ちを察して、優しく聞いてくれるオンニに、思わず本音が出る。
「オッパの周りには・・あんなにキレイな人がたくさんいるのに、なんで私なのかなって。でも同時に私以外を見ないでほしいって苦しくなって・・」
泣いちゃダメって思っているのに、涙が滲んでくる。
ｳﾝｼﾞｪ「誰だって好きな人にはそう思うわよ。相手が芸能人だからとか、そんなの関係ないわ」
「でもオッパは・・後輩やファンの人を大切にしたいだろうし、私がそんなこと思ってるって知られたら、嫌われちゃいそうで・・」
オンニは私の隣に移動してきて、涙を拭ってくれた。
ｳﾝｼﾞｪ「実はね・・昔スタイリストしてる頃、私も芸能人と付き合ってたのよ」
「えっ・・！？」
オンニの意外な告白に驚いた。
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紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» (〃∇〃)いつもありがとうございます (2016年3月4日 11時) (
レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
Yemi(プロフ) - 紫桜雲さん» これ以上デュフったら変人扱いされそうですw (2016年3月3日 19時) (レス) id: a1ec49e27e (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» これからもデュフっていただけるように頑張ります♪ (2016年3月3日 11時) (レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
Yemi(プロフ) - 紫桜雲さん» 感想を一言で言うと、デュフりながら読ませて頂いております^ ^ (2016年3月3日 7時) (レス) id: a1ec49e27e (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» はじめまして。綴りの訂正しました！大事な所の間違いをお知らせ頂いてありがとうございましたm(__)mこれからも感想など聞かせてくださると嬉しいです♪よろしくお願いします！ (2016年3月2日 0時) (レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年2月22日 11時
