待ち合わせの場所で ページ19
You-side
オッパは時間の都合をつけて、たびたび会いに来てくれる。
部屋に来ると、私の動く先々についてきて、くっついて・・
意外と甘えん坊さんなんだなって新発見。でも、それが私も嬉しくて。
いつも帰る時、まるでクイズのように・・
YS「今日はどこにしようかな〜♪」
って、ホッペやおでこにキスしてくれる。この前、唇のすぐ横にされた時は、心臓が故障するかと思った・・。
たぶん、私が緊張しているのもバレてるよね・・
でも、私を大切にしてくれているのが伝わってきて。それが嬉しかった。
・
・
・
今日はオッパとの初デート。
ｼﾞﾅｵﾝﾆに見立ててもらったワンピースを着て、お洒落した。
映画と食事ってよくあるパターンのデートだけど、私はそれすらも初めてで♪
待ち合わせの場所に向かうだけでドキドキする。
オッパからメールで教えてもらった喫茶店。
──あ、ここだ・・
店の奥にオッパを発見！
呼吸を整えながら歩んでいくと・・
──え！？
オッパの隣りの席には・・
アイドルの女の子。
あまりテレビを観ない私でも知ってる。だって街中にもポスターとか広告とか・・
すごく美人で、スタイルも良くて、キラキラしてる。
しかも、2人で腕を組んで。
スマホに向かって笑顔で。
ｱｲﾄﾞﾙ「オッパ〜笑って？撮りますよ〜」
──ズキッ・・
私は思わず後ずさりして、喫茶店から飛び出した。
どうしよう・・
私があそこに現れたら、なんて説明するんだろう。
きっと・・バレたら困るよね。
表にいるってメールか電話する？・・でも、それすら迷惑になったら・・
しばらくお店の出入り口が見えるところから様子を見ていたけど、オッパもそのアイドルの子も出てくる気配がなくて。
──でも待ち合わせの時間が過ぎたら、気付くよね？
──まだあの子と一緒にいるの？
──オッパって呼ばれてるの？
不安でいっぱいになっていたその時、後ろから声をかけられた。
ｳﾝｼﾞｪ「Aちゃん？」
振り返るとｳﾝｼﾞｪさんが立っていた。
「あ・・ｳﾝｼﾞｪさん、先日はお世話になりました」
ｳﾝｼﾞｪ「こちらこそ♪それより、こんな所でどうしたの？」
「あの、実は待ち合わせしてたんですけど・・」
私は、今の状況を説明した。
ｳﾝｼﾞｪ「それは困ったわね。うーん・・ちょっと付いてきて」
「え・・？」
私はｳﾝｼﾞｪさんに引っ張られるようにして、その場を後にした。
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紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» (〃∇〃)いつもありがとうございます (2016年3月4日 11時) (
レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
Yemi(プロフ) - 紫桜雲さん» これ以上デュフったら変人扱いされそうですw (2016年3月3日 19時) (レス) id: a1ec49e27e (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» これからもデュフっていただけるように頑張ります♪ (2016年3月3日 11時) (レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
Yemi(プロフ) - 紫桜雲さん» 感想を一言で言うと、デュフりながら読ませて頂いております^ ^ (2016年3月3日 7時) (レス) id: a1ec49e27e (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - Yemiさん» はじめまして。綴りの訂正しました！大事な所の間違いをお知らせ頂いてありがとうございましたm(__)mこれからも感想など聞かせてくださると嬉しいです♪よろしくお願いします！ (2016年3月2日 0時) (レス) id: a55dd2cef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫桜雲
| 作成日時：2016年2月22日 11時
