プロプロローグ 3 ページ3
ふたを開けると、そこは雪国だった。
ということはもちろんなく。
「うわぁ！」
そこには虹色に光るダイヤ型の石があった。
「これ、もらっていいの？100万円くらいのやつじゃない？いいの？いやダメって言われても貰うけど！！」
私も女の子、こういう綺麗なものには目がないのだ。
「Aちゃん、一回落ち着こう？ どうどう。」
「ひひーん。」
私は棒読みで言った。
「よしよし。でね、これは何かというと、」
「何？ 早く言って！」
「どうどう。これは個性を一時的に消すものなんだ。完璧に制御出来るようになるまでずっと付けておきなさい。」
「学校でも？」
「ええ、バレないようにね。水泳は休みなさい。」
「わかった！でさ、お母さん。」
「何？A？」
私はこの頃、ヒーローにこっそりとあこがれていた。
ヒーローに憧れている子供に個性が発現したらこんな考えが浮かぶのは当然だ。
「私、ヒーローになれる「ダメ｡」え？」
「ダメ｡この個性はタブーなの。あっちゃいけないの。」
「なんで？」
「お母さんも知らない。でもね、ご先祖様の言い伝えがあるの。」
私は落胆した。
「そっか、私は、やっぱり、ヒーローになれないんだ。」
「ごめんね。Aちゃん。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー食べ物
すし
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黒にゃん - リア友、黒にゃんが来たぜ(`・ω・´) (2019年11月6日 18時) (
レス) id: bb9a6410ae (このIDを非表示/違反報告)
雪桜(プロフ) - 頑張って下さい！この作品って次どうなるのかめっちゃ気になって仕方ないです！！ほんと頑張って下さい！ (2019年4月20日 20時) (レス) id: c319594b2b (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 面白いよ！更新頑張って! (2019年4月16日 20時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏蜜柑 | 作成日時：2019年4月15日 16時
