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「あのね、」
『…はい、』
「えっと、これから私が言うこと、
引かないって約束できる？」
『なんですか？
…そんなの絶対に約束できます。
あ、ノート持ってきてもいいですか？』
「いや駄目駄目駄目。書かないで」
ここから離れていこうとするジミンくんを必死に引き止める。
引き止められたジミンくんは不思議そうな顔で私を見た
「…えっと、あの、さっきね。
ジミンくんのことフォローしてる女の子のこと
勝手に知って、ジミンくんと同じような気持ちになったの」
『え、』
「ジミンくんの知らない過去っていうか、今があるのかなって思ったらもやもやして…」
ジミンくんは何も言わなかった。
何を行っているんだろう、と言い終えてから恥ずかしくなる。
わざわざこんなことを引き止めてまで伝える必要があったのか。
恥ずかしさと不甲斐なさで胸がいっぱいだ
もう私はジミンくんのことを見ることができなかった
「…ごめん、変なこと言って。寝よっか」
声をかけたのに、ジミンくんはその場に立ち尽くしている。
名前を呼びかけても何も言ってくれない。
しばらくそのまま見つめていると、彼の瞳からぽろぽろと涙が溢れ始めた。
あまりに突然のことに驚いてしまう。
ジミンくんは涙をぬぐいながら、口を開いた
『なんで、そうやって、期待させるようなこと言っちゃうんですか？』
『そんなこと言われちゃったら、』
『好きなの、やめられなくなっちゃいます』
ジミンくんの声は震えていた
『カフェで話した時から決めてたんです。
これ以上貴方に近付きすぎないようにしようって。
僕の一方的な片思いなんだし、貴方からの気持ちは望まないようにしようって。
友達で我慢しようって決めていました』
『僕のこともっと知りたいって言ってくれたのも、友達としてってことくらいちゃんと理解してました。
だからいつも自分に言い聞かせてましたし。
それなのに、そんな風に言われちゃったら
期待しちゃうじゃないですか』
『……これ以上、僕のことドキドキさせないでください』
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でんでんむし - ももじりさんこんばんは！ももじりさんのお話が本当に大好きで、Twitterでまたフォローさせていただけて嬉しいです！！ (2020年6月12日 23時) (
レス) id: 230413347f (このIDを非表示/違反報告)
GUMINN - えっ、、面白いですぅぅぅｗｗ！ (2018年8月31日 21時) (レス) id: 241ddcba8e (このIDを非表示/違反報告)
なたり(プロフ) - 待ってましたよ！！！！！！アーーーー嬉しいーーー！！！ (2017年7月13日 8時) (レス) id: 1b6cb27a2b (このIDを非表示/違反報告)
シータ(プロフ) - ついった見ました(>_<｡)ごちゃごちゃ言う人に負けないで下さい！私はuさんの言葉選び大好きです。これからもずっと応援していきます。 (2017年7月10日 8時) (レス) id: 3272cb3d8e (このIDを非表示/違反報告)
朝夢@あむ(プロフ) - ジミンちゃんが可愛すぎてドキドキしっぱなしです!!更新頑張ってください。 (2017年7月10日 0時) (携帯から) (レス) id: 1a0bea6900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作成日時：2017年2月14日 20時
