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『お風呂、ありがとうございました、
スウェットも。…下着も。
ありがとうございます。』
もやもやした気持ちで携帯を眺めていると後ろからジミンくんの声が聞こえた
ジミンくんを見ると、少し悲しそうな顔をしている。
「どうしたの？」
『いや、なんでもないです。大丈夫です』
「…もう布団用意してたから、湯冷めしないように寝てていいからね」
『はい、すみません、ありがとうございます』
それ以上声をかけてもジミンくんは上の空だったので私も黙って脱衣所に向かった。
ジミンくんのその浮かない表情に、私も検討がつかないわけではなかった。
もしかしたら、ジミンくんは私と似たような気持ちを抱いているのかもしれない。
でもお互いのその気持ちを「嫉妬」と呼ぶにはまだ早いような気がする。
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シャワーを終えてからリビングへ戻ると、布団の上で正座をして待っているジミンくんの姿が目に入った。
「あれ、寝てて良かったのに」
『いや、なんか緊張してきて眠れませんでした』
『スウェットもいい匂いだし、布団の中もいい匂いだし、一人になったら急にヤバさを実感して…』
「…ヤバさって何？」
思わず吹き出してしまう。
さっきまでの元気のなさはどこかに行ってしまったようだ。
シャワーを浴びながら戻ったらなんて声をかけようと悩んでいたのだけれど。
まあ結果的にいつもどおりになってくれたのならよかった
『ヤバさはヤバさです！』
『こんなこと、ありえないんです。
嬉しすぎるし、夢見てるみたいで。
ちょっと前の僕じゃ考えられないことじゃないですか』
「うん、」
『こうして話せるだけでも十分幸せなのに……』
ジミンくんの笑顔がどんどん曇っていく
『僕の知らない過去があるっていうだけで、
なんか、悲しくなっちゃいました』
『気持ち悪いですよね、ごめんなさい。
でも、過去のことでもすごく嫌で。
誰かと好き同士だったんだって知っただけで
ものすごく苦しくなりました。
せっかく服も下着も、好意で貸してくれてるんだってわかってるのに、
でも、……やっぱり、好きだから、悔しいんです…
ごめんなさい、』
俯いた顔はなかなか上がらない。
私が彼にかけるべき言葉は。
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でんでんむし - ももじりさんこんばんは！ももじりさんのお話が本当に大好きで、Twitterでまたフォローさせていただけて嬉しいです！！ (2020年6月12日 23時) (
レス) id: 230413347f (このIDを非表示/違反報告)
GUMINN - えっ、、面白いですぅぅぅｗｗ！ (2018年8月31日 21時) (レス) id: 241ddcba8e (このIDを非表示/違反報告)
なたり(プロフ) - 待ってましたよ！！！！！！アーーーー嬉しいーーー！！！ (2017年7月13日 8時) (レス) id: 1b6cb27a2b (このIDを非表示/違反報告)
シータ(プロフ) - ついった見ました(>_<｡)ごちゃごちゃ言う人に負けないで下さい！私はuさんの言葉選び大好きです。これからもずっと応援していきます。 (2017年7月10日 8時) (レス) id: 3272cb3d8e (このIDを非表示/違反報告)
朝夢@あむ(プロフ) - ジミンちゃんが可愛すぎてドキドキしっぱなしです!!更新頑張ってください。 (2017年7月10日 0時) (携帯から) (レス) id: 1a0bea6900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作成日時：2017年2月14日 20時
