あの人と私は同じ ページ43
傑「…どうして、アイツを生かすだなんて言うんだ。アイツは人を殺し、私達を傷つけたんだ。」
私の肩を掴むお兄ちゃんの表情は今まで見たことがないほど怖い顔をしていた。
何かに取り憑かれたような、そんな表情に近い。
A「…私だって結果的には人を殺してしまった。あの人が死ななきゃいけないなら、私だって同じだよ…?」
傑「それは違う!アイツは何も関係ない人を私利私欲で殺した…!」
A「…理由がなかったら、殺していいの…?それに、無差別よりも身内を殺す方が罪は重たいよ…?」
傑「…A…。」
A「…お兄ちゃんに、あの人と私は同じ存在だってこと、わかって欲しいんだ。だから、」
傑「わかった、わかったから。もう自分を責めるのはやめてくれ。」
ぎゅうっと抱きしめてくるお兄ちゃんの体温に少し涙ぐんでしまった。
夜蛾「…珍しいな、お前がそんなに慌てるなんて。あの日以来か?」
傑「…すみません。」
夜蛾「いや、気にしなくていい。」
夜蛾「それで、さっきの話だが…」
私は呪術界について全ての内容を聞いた。
…“あの日“のことも。
私が呪術師になるのはそう難しい話ではなかったが
1つだけ問題なことがあった。
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かしわもち - はぁーーわわ、夏油さん王子様、王様、大王様、天使様、神様、仏様、大仏様。(;´Д`)ハァハァ (2022年11月28日 11時) (レス) @page50 id: b0321227c9 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - 新高1年生さん» 返信遅くなりました…!ありがとうございます!!最後まで精一杯書かせて頂きますね! (2021年3月25日 5時) (レス) id: 34fd76ba58 (このIDを非表示/違反報告)
新高1年生 - 夢主がとても優しいくてかわいそうで涙が出てしまいました。この小説を書いてくださりありがとうございます。続きも楽しみにしています。 (2021年3月18日 23時) (レス) id: 288d72427d (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - honinさん» うわ〜!!嬉しいです!!ありがとうございます!!最後まで頑張りますね!! (2021年3月16日 16時) (レス) id: 34fd76ba58 (このIDを非表示/違反報告)
honin - すごく面白いです!更新ゆっくりでもいいですから頑張ってください! (2021年3月15日 15時) (レス) id: 3840a519e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〇こんぺいとう | 作成日時:2021年2月15日 0時