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A視点
「時効だ。A・オルデュール」
名前を呼ばれ、私は独房から出る。
覚悟していたが、やっぱり本番となると緊張するものだ。
大丈夫。
心を落ち着かせ、処刑部屋に向かった。
この国の処刑方法は至ってシンプルである。
よく本で出てくるような庶民の目の前で首が落ちるなどではなく、
胸に向かって拳銃を3発撃つ。
まぁ、処刑というよりは射殺に近い。
今回、脱出する方法は至ってシンプル。
執行人が拳銃の安全装置を外したタイミングで
薄紫の彼が後ろから回し蹴りをし、気絶させる。
その間に私は髪の毛をバッサリ切り落とし、
軍服から城下町にいた時の服装に着替える。
執行人が落とした拳銃を回収し、後ろの隠し通路から脱出。
そう言った感じだ。
そこで私は彼とはお別れである
そして脱出したあとは
紫の彼が潜入しているクレア国に行き、理由を説明して合流。
といった流れである。
ちなみに脱出した後クレア国に行くことは薄紫の彼には伝えられていない。
なんだかんだ言って彼に伝える時間がなかったからだ。
彼は私が逃げた後、あらかじめ持ってきておいた重し入りの麻袋を持っていき、
埋葬したように偽造。総統にそのことを伝えて終了だ。
なんだかんだそんなことを言っていると、
ついに処刑の時間帯となる。
執行人は私の正面に立ち、
銃の安全装置を
外した。
その瞬間彼は気絶。
私は即座に着替え、髪の毛を切り落とす。
切った髪の毛を薄紫の彼に渡し、銃を回収した。
『それでは、ショッピ君。お元気で』
syp「はい。Aさん、お気をつけて」
彼に別れを告げ、
私は隠し通路からクレア国に向かった。
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syp視点
ついに彼女は行ってしまった。
今は埋葬を偽装し、総統に報告し終わった後。
もう彼女はクレア国についたころだろう。
執行人の件については彼は今日初仕事だったため、
三発撃った後、気絶してしまったと報告しおいた。
幸いなことに執行人も頭を強打したらしく、
完全にそうだと思い込んでいる。
…彼女は大丈夫だろうか。
せめて、脱出した後にどこに行くのか聞いておけばよかったな。
そんなことを考えていると後ろから
コネシマさんの声がした。
kn「おぉい！！ショッピ君！そろそろ飯やで！！」
syp「今行きます」
俺はそう言って食堂の方へ向かった。
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いちごもち(プロフ) - hasuki-さん» ありがとうございます！！そう言っていただきとても嬉しいです！こちらも励みになります！コメントありがとうございます。これからも頑張りますね。良ければ、今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2020年4月14日 12時) (
レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - え,好みにドストライクです!!!!こうゆう無能系?を探していたんですけど神作品に神作者様に出会ってしまった...もう凄く読みやすいし,もうマジで神様ですね!!これからも頑張ってください!! (2020年4月14日 12時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - あうあさん» この作品を読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただき、こちらも嬉しいです！！これからも更新頑張りますね！これからも、良ければこの作品をよろしくお願いします！コメントありがとうございます。 (2020年4月14日 12時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - ランキングに乗っていたので一気読みしました。めっちゃ自分好みですこすこのすこです。あと更新スピードが早すぎてびっくりしちゃいました(笑)三日で続編ってすごいですね。これからも更新頑張ってください！ (2020年4月14日 11時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - なななさん» 寝てます、バッチリ睡眠とれております(笑)お気遣いありがとうございます！ (2020年4月14日 8時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
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