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A視点
彼は私に向かってその”名前”を呼んだ。
gr「A・シャーロット」
バレてしまった。
gr「ハハッハハッハハハ。これはこれは。
実に面白い。自分が惚れていた女は敵国のスパイか、ハハハッハ」
『違う、私ではない。彼女です』
gr「はぁ、まだそんなことを言っているのか？無能
苦しい言い訳だな」
『私ではない』
gr「それにしても、A・シャーロット！！
貴様の絶望顔は実にいいな！目に光が入っていない、実に美しい。
やっぱり生きている女性より、こちらの方が面白い！！」
tn「グルさん、発作が出てる」
gr「あぁ、すまんすまん、ついな」
tn「はぁ…」
もう、何を言っても無駄なのでしょう。
何を言っても信じてくれないのでしょう。
私はこのまま彼らに”スパイ”と言われて
死刑になってしまうのでしょう。
『”もう、諦めたら？やっぱり”無能”な私には無理だよ
”有能”な私ではないんだよ？もう、ダメだって”』
脳の片隅でそんな言葉が聞こえて来たような気がした。
『ははっ。そうなのかなぁ』
gr「ん？どうした？」
黒の彼がそう言った時、
部屋のドアが吹っ飛んだ。
ここの部屋は基本、鍵をかけているので開けるには鍵が必要になる。
つまり、開けたい奴は強行突破ということである。
扉を開けた先には薄茶色の彼がいた。
gr「ほう。意外だな一体何の用だ？エーミール」
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em視点
彼女が捕まってしまった。
自分は何もできなかった。
彼女の役に立ちたかったのに、なにも…。
「エーミールさん、気を落とさないで下さい」
em「紫？」
「まだ、出来ることはあるかもしれません！」
em「…そうですね、出来ることを探してみましょう！」
「そういえば、Aちゃん部屋に何か隠していたような気がします」
em「それでは、少し失礼しましょうか」
紫とともに彼女の部屋へと向かう。
彼女の部屋を開け、中に入る。
特に変わった様子はなかった。
「…Aちゃんの場合、机の引き出しとかに何か隠してそうだけど…」
紫の呟きをきき、
私は彼女の机の引き出しを開けようとする。
が、鍵がかかっていた。
em「鍵がかかってますね」
「大丈夫です。任せてください！」
彼女はそういって針金を取り出した。
em「ま、まさか」
「そのまさかですよ」
彼女は針金を動かし、鍵を開けた。
引き出しを引くとスパイの情報、証拠などが入っていた。
em「これ、全て彼女があつめたのですか？」
「とにかく、これを早く持っていかないと！」
私は必死で走った。
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いちごもち(プロフ) - hasuki-さん» ありがとうございます！！そう言っていただきとても嬉しいです！こちらも励みになります！コメントありがとうございます。これからも頑張りますね。良ければ、今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2020年4月14日 12時) (
レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - え,好みにドストライクです!!!!こうゆう無能系?を探していたんですけど神作品に神作者様に出会ってしまった...もう凄く読みやすいし,もうマジで神様ですね!!これからも頑張ってください!! (2020年4月14日 12時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - あうあさん» この作品を読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただき、こちらも嬉しいです！！これからも更新頑張りますね！これからも、良ければこの作品をよろしくお願いします！コメントありがとうございます。 (2020年4月14日 12時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - ランキングに乗っていたので一気読みしました。めっちゃ自分好みですこすこのすこです。あと更新スピードが早すぎてびっくりしちゃいました(笑)三日で続編ってすごいですね。これからも更新頑張ってください！ (2020年4月14日 11時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - なななさん» 寝てます、バッチリ睡眠とれております(笑)お気遣いありがとうございます！ (2020年4月14日 8時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
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