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A視点
薄茶色の彼との話が終わった後、
私は薄紫の彼を探すために場内を出歩いていた。
城のバルコニーのところまで来たが、彼は姿、形もなかった。
周りに白い目線で見られ、ささやかれていることを我慢しながら探していたが、
そろそろ限界が近い。
もう少しここにいたらﾀﾋんでしまう。
胃に穴が開きそうだ。
そう思いながら、最後の頼みで鬼ごっこ以来行っていなかった
城のてっぺんまで来ていた。
ドアを開けると煙草を吸っている薄紫の彼がそこにいた。
『ショッピ君』
syp「ん？あぁ！Aさんじゃないっすか。どうかしたんですか？」
『あ、えっと、手紙を渡しに来ただけだよ』
syp「そうなんですか、わざわざありがとうございます。
別に俺を探さないで誰かに頼めばよかったんじゃないっすか？」
『あぁ〜、それは少し諸事情がありまして…』
syp「？わかりました」
『後、なるべくその手紙は周りに人がいない時に見てほしいのと、
他の人に喋るのは厳禁です』
syp「そうすか。了解です」
『それじゃあ、私はこれで』
syp「はい。わざわざありがとうございました」
彼に別れを告げ、自室まで戻る。
自室を開けると、
部屋が荒らされていた。
まぁ、いつもの黄緑の彼の仕業だろうと思っていたが、今回は違う。
彼が私の部屋を荒らすときは大抵、ナイフなどの切り傷で
布団や枕カバーなどが破れていたりするのだが、
今回はそういった様子は全くなく、何かを探すために漁ったといった感じであった。
いや、もしかしたら何かを設置するために荒らしたのかもしれないが…。
不自然に動いている机、椅子、布団、本棚。
これは絶対に何かがある。
動いていたものをとりあえず、元の場所に戻して
何か異常がないかを確認する。
念のため鍵のかかっている引き出しを開けてみたが、
何か盗まれた様子はなかった。
ずれていた布団を元に戻そうとしたとき、
毛布の隙間に何かが見えたような気がした。
思い切って布団の隙間をめくると
インカムがあった。
インカムのカラーは灰色。
多分ミーシャのものだろう。
そしたら多分、この部屋を荒らしていたのはミーシャ。
そして、私が部屋に入ってきたことに気づいて慌てて窓から出た。
その時にインカムが布団に落ちて、運よく風が毛布を動かし、毛布の下に挟まった。
多分これで推理は間違っていないはず。
とりあえず、ミーシャのインカムが
自分の部屋に落ちていたことと部屋が荒らされていたことを写真とともにメモし、
インカムを桃色の彼に渡した。
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いちごもち(プロフ) - hasuki-さん» ありがとうございます！！そう言っていただきとても嬉しいです！こちらも励みになります！コメントありがとうございます。これからも頑張りますね。良ければ、今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2020年4月14日 12時) (
レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - え,好みにドストライクです!!!!こうゆう無能系?を探していたんですけど神作品に神作者様に出会ってしまった...もう凄く読みやすいし,もうマジで神様ですね!!これからも頑張ってください!! (2020年4月14日 12時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - あうあさん» この作品を読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただき、こちらも嬉しいです！！これからも更新頑張りますね！これからも、良ければこの作品をよろしくお願いします！コメントありがとうございます。 (2020年4月14日 12時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - ランキングに乗っていたので一気読みしました。めっちゃ自分好みですこすこのすこです。あと更新スピードが早すぎてびっくりしちゃいました(笑)三日で続編ってすごいですね。これからも更新頑張ってください！ (2020年4月14日 11時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - なななさん» 寝てます、バッチリ睡眠とれております(笑)お気遣いありがとうございます！ (2020年4月14日 8時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
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