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A視点
目が覚めたころにはもう空は夕方になっていた。
窓を開けていたため、冷たい空気が部屋の中に入ってくる。
…。さっむ。しめよ。
窓の付近まで移動し、窓を閉める。
と、同時に誰かが部屋の中に入ってきた。窓から。
え？
謹慎処分中のため、用がないやつは謹慎処分のやつの部屋に入るなと言われているが、
まさか入ってくるやつなんていないだろう。
そう思い、恐る恐る後ろを向くと、
壁に頭をぶつけたらしく、いったぁといいながら頭を押さえる桃色の彼がいた。
一旦見なかったことにし、窓から外をのぞく。
黄緑の彼の影が一瞬見えた気がした。
…。内ゲバかな。
とりあえず、桃色の彼の方に近づく。
『あの…大丈夫ですか？』
rbr「あ？んな心配される筋合いないわ」
『腕、血出てますけど…』
rbr「こんなのほっとけばおけば治るわ」
『…、処置しますか？』
rbr「は？さわんなや」
『じゃあ、しんぺい神さん呼びますのでしばらくお待ちください』
そう言いながら、彼に背を向け、
インカムを操作に薄水色の彼につなげようとする。
その時、彼は私からインカムを奪い取った。
rbr「ぺ神はまじであかん」
『じゃあ、しんぺい神さんに処置されるか、無能に処置されるか、好きな方を選んでください』
rbr「どっちも嫌やから帰るわ」
『帰るのであれば、ロボロさんがこの部屋にいきなり入ってきたって
悲鳴を上げながら叫びますけど、それでもいいのですか？』
rbr「…ほんま悪い性格してんな」
『戯言言ってないで早く傷見せてください』
彼は嫌そうに私に傷を見せた。
見た感じナイフがかすった傷と枝が少しかすった傷であろう。
『情報室からでないロボロさんが怪我をするなんて珍しいですね』
rbr「今回はゾムがいつも以上に煽ってきてイラついたから」
『その間の情報室から情報が出ないように見張っている人はいるんですか？』
rbr「あ…」
『そうゆうガバやってますから情報取られるんですよ』
rbr「…。」
私は傷のところに包帯を巻き、テープで固定した。
『これで終わりましたよ。処置が終わったんですぐに出て行った方がいいです
バレたらからかわれますし、除け者にされますよ』
rbr「お礼言いたないけど、一応言っとくわありがとう」
『お役に立てて何よりです』
彼が部屋から出て行ったのを見送り、ドアを閉めた。
ありがとう
その言葉が痛んだ心にしみわたる。
…少しは役に立てたのかな。
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いちごもち(プロフ) - hasuki-さん» ありがとうございます！！そう言っていただきとても嬉しいです！こちらも励みになります！コメントありがとうございます。これからも頑張りますね。良ければ、今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2020年4月14日 12時) (
レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - え,好みにドストライクです!!!!こうゆう無能系?を探していたんですけど神作品に神作者様に出会ってしまった...もう凄く読みやすいし,もうマジで神様ですね!!これからも頑張ってください!! (2020年4月14日 12時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - あうあさん» この作品を読んで下さりありがとうございます！！そう言っていただき、こちらも嬉しいです！！これからも更新頑張りますね！これからも、良ければこの作品をよろしくお願いします！コメントありがとうございます。 (2020年4月14日 12時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - ランキングに乗っていたので一気読みしました。めっちゃ自分好みですこすこのすこです。あと更新スピードが早すぎてびっくりしちゃいました(笑)三日で続編ってすごいですね。これからも更新頑張ってください！ (2020年4月14日 11時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - なななさん» 寝てます、バッチリ睡眠とれております(笑)お気遣いありがとうございます！ (2020年4月14日 8時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
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